Monthly Archives: September 2017

使用済み核燃料、2020年度搬出断念 福島第一、3年先送り via 中日新聞

事故を起こした東京電力福島第一原発1、2号機のプールに保管されたままの使用済み核燃料を巡り、政府と東電が目標としていた「二〇二〇年度」の取り出し開始を断念し、三年程度遅らせる方針を固めたことが、関係者への取材で分かった。  1~3号機の溶融核燃料(デブリ)の最初に取り出しを行う号機の選定と具体的な工法確定についても、目標の「一八年度前半」を一年程度遅らせる。いずれも月内に改定する第一原発の廃炉に向けた中長期ロードマップ(工程表)に盛り込む。 […] 使用済み核燃料は強い放射線を出し、冷却し続けなければ高温になって溶融する恐れがある。1、2号機のプールでは冷却保管されているが、廃炉作業上の大きなリスクとされ、なるべく早く空冷式の保管容器に移すことが求められている。  […] デブリの取り出しは廃炉工程の最難関。方法については格納容器を水で満たさない「気中工法」を軸に、格納容器底部の横側から始める。だが、格納容器内部の状況が詳しく分かっておらず、取り出しに使う機器や、内部にアクセスする場所を絞り込むには情報が不足しており、初号機の選定には時間を要すると判断した。「二一年中」を目標としているデブリの取り出しを始める時期は維持する方針だ。   全文

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原子力規制委発足5年 福島第1と同型「沸騰水型炉」再稼働の審査ヤマ場 via 河北新報

19日に発足丸5年となった原子力規制委員会で、東京電力福島第1原発と同型の「沸騰水型」の原発再稼働に向けた審査がヤマ場を迎えている。審査中の沸騰水型8原発10基のうち、東電柏崎刈羽(新潟県)に近く、初めて合格が出される見込みだ。審査申請から3年半になる東北電力女川2号機(宮城県女川町、石巻市)を含め、沸騰水型は審査が今後加速する可能性がある。 […] [沸騰水型原発]原子炉内で発生させた水蒸気を発電用タービンに直接送る方式を採用している原発。熱効率が高く建設費も割安だが、蒸気に放射性物質が含まれるため管理の必要な範囲が広い。国内では東日本に多く、東京電力福島第1原発が事故を起こした。     全文

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農学部の福島放射能汚染調査研究の本のダウンロード数が100,000回を越えました。 (農学生命科学研究科・農学部) via 東京大学

  実施日: 2017年09月19日 本研究科では、福島第一原発事故の被災地支援に取り組んでいます。多彩な分野の研究者が震災直後にボランティアで立ち上がり、現地の住民と交流しながら現場主義で調査研究活動を進めています。この調査研究活動結果については中西 友子特任教授を中心となってまとめ、2013年と2016年に2冊の本がSpringer社から、出版されました。 このたび、それぞれの本のダウンロード回数が106,000回と40,000回になりましたと出版社からの報告がありました。 ダウンロード回数が100,000回を越える本はSpringer社から出版される本の中でわずか5%にも満たず、しかも日本人の著者の本では滅多にないとのことです。 Springer社からはダウンロード回数が100,000回を越えた時点で東京大学総長と研究科長宛に手紙が送られてきました。さらに最近、この本をダウンロードできるweb siteに、 「Congratulations! Your book has achieved more than 100,000downloads!」(http://www.springer.com/jp/book/9784431543275)が書き込まれました。 本研究科における福島の復興支援活動は現在も続いております。新たな研究成果もまとまり、現在、3冊目出版に向けて用意をしております。また、報告会も回を重ねて、次回は11月下旬に「第14回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会」を予定しております。 【書籍情報】 Nakanishi, Tomoko M., Tanoi, Keitaro (Eds.)『Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident』(Tokyo:Springer Japan、2016年) ISBN: 978-4-431-55828-6 (Online) 関連URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/utokyo-research/research-news/agricultural-implications-of-the-fukushima-nuclear-accident.html   原文  

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原発直撃で広島原爆千倍のセシウム放出の危険性! 北朝鮮の弾道ミサイルが発射された日、電力9社はどう対応したのか?~「真の愛国者なら『今、原発を止めろ!』と声をあげるべき」河合弘之弁護士 2017.9.19 via IWJ

 「北朝鮮は原発が日本の弱みだということを知っている」 こう主張するのは、2017年7月5日に「北朝鮮のミサイル攻撃を想定し高浜原発運転停止」を求め大阪地検に提訴した代理人のひとりである河合弘之弁護士である。 9月15日に行われたIWJ代表の岩上安身のインタビューで、河合氏は朝鮮労働党中央委員会の機関紙である北朝鮮労働新聞に掲載された次の一節を紹介し、「北朝鮮は日本の原子力関連施設を攻撃したら、もう日本はギブ・アップだということをよく知っている」と強調した。  (略) また、このインタビュー当日の9月15日には、日本の上空(とはいっても実際は最高高度約800kmの宇宙空間であり、ミサイル防衛網の迎撃ミサイルはまったく届かない)を、北朝鮮のミサイルが通過し、各県でアラートが鳴り、新幹線が止まるなどの騒ぎとなったが、原発は停止されなかった。 さらに18日、電気事業連合会の勝野哲会長は、原発にミサイルが撃ち込まれても「放射性物質は大量に放出されない」と記者会見で断言して、正常な神経と学識を持ち合わせる世の多くの人々を驚かせた。その断言の根拠は、原発の新たな規制基準では「航空機の突入にも対応できる」とされているから、というのだから二重の驚きである。しかも電事連によると、原発にはミサイルに特化した対策はされていないとのこと。爆薬を積んだミサイルとジェット機とを同等に語るのは、あまりにも無責任な「安全神話」と言えないだろうか。 全文は原発直撃で広島原爆千倍のセシウム放出の危険性! 北朝鮮の弾道ミサイルが発射された日、電力9社はどう対応したのか?~「真の愛国者なら『今、原発を止めろ!』と声をあげるべき」河合弘之弁護士 2017.9.19

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5 nuclear plants’ cooling systems may fail during volcanic eruptions via Japan Today

Five nuclear power plants that have passed safety clearances by Japan’s nuclear safety watchdog may be at risk of having their cooling systems crippled during huge eruptions of nearby volcanoes, the watchdog said. The five plants are the Sendai power … Continue reading

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Library workshop offers resources for former atomic industry workers via Simi Valley Acorn

Nuclear Care Partners will host a free resource workshop from 10 a.m. to 12 p.m. Wed., Sept. 20 and from 2 to 4 p.m. Thurs., Sept. 21 at the Simi Valley Public Library, 2969 Tapo Canyon Road. The workshop is … Continue reading

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原発メーカー訴訟 控訴審 第1回期日/東京高裁101 via レイバーネット

1.原発メーカー訴訟 控訴審 第1回期日 ・9月19日(火) 10時30分 ・東京高裁101号法廷(地裁と同じ) 東京高裁アクセス・地図 http://www.courts.go.jp/tokyo-h/about/syozai/tokyomain/index.html 2.傍聴をお願いします。 ・原告で傍聴登録されている方 ・10時前に地裁前に来てください。傍聴券をお渡ししますので、10時〜10時10分の間に入 廷して、ご自分の番号の位置に座ってください。 ・一般傍聴の方 ・9時半過ぎに地裁前にお集まりください。高裁の方の指示に従って、抽選に並ん でください。 3.報告会等 ・衆議院第二議員会館1Fの多目的会議室 ・10時より「ブッダの嘆き」上映 (抽選に外れた方はぜひこれをご覧ください) (「ブッダ生誕の地」と言われるインド、ジャドゥゴダにウラン鉱山があるが、ウラン の採掘・精錬の廃棄物が投棄されており、近隣でガン、白血病、流産等が多発している。 そのドキュメンタリー映画) 2000年3月に「地球環境映画祭」で大賞を受賞しました。 ・13時より法廷報告会 ・14時30分より「“世界最大の原発”建設へ インドのジレンマ」を上映 インドのジャイタプール原発建設地、政府の考え方と現地の漁民、農民の反応、闘いの映 画。 インドの原賠法の特徴(事故が起きた場合、一義的に電力会社が賠償に応じるが、電力会 社は原発メーカーに求償できる規定がある)の紹介と原発メーカーの反応が後半に記録さ れている。 どうぞ、みなさま、福島事故で何ら賠償責任なしで、焼け太りする原発メーカーへの怒り と海外輸出(特にインド)への反対を訴えましょう。 傍聴をお願いします。       全文

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<福島・楢葉町>ごみ山積みに帰町者嘆く 無料回収、今月末期限で駆け込み via 河北新聞

東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示の解除から今月5日で2年となった福島県楢葉町で、住宅の片付けごみなどが急増している。国による町内の無料回収が今月末で終わるため、廃棄や回収依頼などの駆け込みが殺到した。帰還準備で片付けが続く町民からは無料回収の延長を求める声も。混乱回避へ、関係機関は対応に追われている。 […] 国の回収は放射性物質汚染対処特措法に基づく。2015年の避難指示解除は全域避難の自治体で初めてだったこともあり、国は回収を続けてきたが、町の態勢が整ったと判断した。 終了を目前に、帰還予定の町民が自宅の片付けを急ぐケースがある。社員が住民応援に当たる東電によると、町内での片付け依頼は9月が17件で、8月の約4倍に増えた。 家庭ごみは10月以降、地元の一部事務組合が回収する。有料の指定ごみ袋を使い、処理施設への持ち込みも有料になる。 「来年3月まで続けてほしいとの声がある」。町議会9月定例会では、町議が混乱回避の対応策を求めた。8月末時点の町内居住者は人口の26.5%。来年3月に町民向け仮設住宅の提供終了を控え、帰町者の増加とともに片付けごみが増えると見込まれる。 […]     全文

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日本学術会議 原発のあり方提言 原発は工学的に未完の技術 再エネを基幹的なエネルギーに via しんぶん赤旗

日本学術会議は12日、原発の持つ「リスクを直視し」「深刻な被害が発生しないような電力供給方式を基本としたエネルギー供給計画を樹立することが求められる」とする提言(写真)を発表しました。 提言は「原子力発電の将来検討分科会」(委員長=大西隆日本学術会議会長)の審議を取りまとめたもの。「我が国の原子力発電のあり方について―東京電力福島第1原子力発電所事故から何をくみ取るか」と題され、福島原発事故の引き起こした問題や原発の安全問題、コスト、倫理問題などに言及しています。 提言では、米国のスリーマイル島原発事故(1979年)の後、福島原発事故まで、学術会議が原子力施設の安全対策強化を求める主張を行ってこなかったと指摘し、こうした沈黙が、「『安全神話』を助長」したとこれまでの活動を総括しています。 […] 社会的倫理問題 エネルギー構成について、これまでは低炭素性や経済性から原発が選ばれるとされてきましたが、事故を踏まえ「こうした選択について見直しが必要となっているといわざるを得ない」と強調。再生可能エネルギーについては、「基幹的なエネルギーにしていくことが重要」としています。 さらに原発のリスクについてその危険性が受容可能かの分析(リスク・アセスメント)、リスクが顕在化することによる損失の回避や軽減への不断の努力(リスク・マネジメント)をすべての原発に適用していくのでなければ、「原発を稼働していくことはできない」とも指摘しています。 また、原発を「ある範囲の人々に犠牲を強いるシステム」と指摘。特定地域や特定職務に集中し、将来世代に及ぶ原発によるリスクや不利益をどう考えるかという、社会的な倫理問題に向き合う必要があるとしています。 原発の将来に関する政策選択を行う際に考慮すべきとして、原発事故被災者の健康管理と生活再建と被災地域の復興を進める態勢の継続など、7つの提言を示しています。(提言は、学術会議のホームページに掲載されています)       全文

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<原発避難 ふるさとを返して>(中)「原発事故なければ」 南相馬市から避難の菅野さん via 東京新聞

「人間はどのように生き、どのように死んでいくかを自身で決める自由があり、権利がある。私たちの六年間の避難生活が報われるよう、今後このような思いをする人が出ないようにと祈っています」  一月三十一日、千葉地裁の二〇一号法廷。東京電力福島第一原発事故を受け、福島県南相馬市鹿島区から千葉市に避難した菅野美貴子さん(62)は、原発避難者訴訟の原告の一人として、そう意見陳述した。一緒に避難した夫の秀一さんは二年前、六十四歳で亡くなった。 菅野さんは鹿島区出身。同郷の秀一さんと一九七三年に結婚し、息子二人を育てながら秀一さんと石材店を切り盛りしてきた。お年寄りや農協、銀行の職員らがお茶や昼ご飯の際に立ち寄り、客が来ない日はなかった。「楽しかったよ。鮮明で忘れられない」 […] 南相馬市鹿島区は国の避難指示区域に指定されなかった。幸い、石材店の工場の機械は使うことができたため、仕事を再開することもできた。だが、秀一さんの治療のことを考え、ふるさとには戻らないと決め、一二年八月に自宅と工場を壊した。  秀一さんは南相馬市のことを話さなくなり、食欲もなくなった。「ゼロからスタートした工場だった。思い入れがいっぱいだったと思う」。最期は寝たきりとなり、一五年八月に腎不全で亡くなった。  「原発事故がなかったら、お父さん(秀一さん)の具合が悪くなかったら、南相馬で再建できていたのでは」との思いは消えない。判決後、宮城県と横浜市で暮らす二人の息子のいずれかの元で暮らすつもりだ。「何も考えず、ゆっくりしたい」      ◇  訴訟の原告やその家族でつくる「原告と家族の会」の副代表を務める瀬尾誠さん(65)は=長野県飯綱町=は会社を早期退職し、当時住んでいた鎌ケ谷市から福島県浪江町に移住した。浪江町に妻(65)の実家があり、年老いた義父の米作りを手伝うためだった。  ところが、移住してわずか一年後に原発事故が発生。浪江町は避難指示区域となり、描いていた夢は絶たれた。  瀬尾さんは今、飯綱町で米の無農薬栽培に取り組む。「千葉の原告だけでなく、福島県から各地に避難した人々が少しでも多くの賠償を認めてもらえる判決がほしい」 (黒籔香織、美細津仁志)     全文 ◇<原発避難 ふるさとを返して>(上)「今も帰りたい」募る思い 双葉町から避難の石川夫妻 via 東京新聞

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