原発事故後の子どもの甲状腺がん 電話相談に不安の声 via NHK News Web

東京電力福島第一原発の事故の後、甲状腺がんと診断された子どもの支援を行っている民間の基金による医師の無料の電話相談が行われ、がんが発症しないか不安を訴える相談などが寄せられています。

電話相談を行っているのは、民間の基金「3・11甲状腺がん子ども基金」で、24日は東京都内の事務所で4人の医師が相談に応じています。

原発事故のあと、福島県が事故当時18歳以下の子どもを対象に行っている甲状腺検査では、これまでに191人が、がんやがんの疑いと診断され、再発するケースも出ています。

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基金では、がんと診断された患者に1人当たり10万円の療養費の支援をしていて、24日の電話相談では、医師たちが医療的なアドバイスのほか、医療機関や支援制度の紹介も行っています。

基金の崎山比早子代表理事は「がんの再発や転移への不安の声も寄せられている。周りに相談できない人も多い。何か不安があれば電話してほしい」と話しています。

電話相談は24日午後4時まで受け付けていて、電話番号は0120-966-544です。

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