農学部の福島放射能汚染調査研究の本のダウンロード数が100,000回を越えました。 (農学生命科学研究科・農学部) via 東京大学

 

実施日: 2017年09月19日
本研究科では、福島第一原発事故の被災地支援に取り組んでいます。多彩な分野の研究者が震災直後にボランティアで立ち上がり、現地の住民と交流しながら現場主義で調査研究活動を進めています。この調査研究活動結果については中西
友子特任教授を中心となってまとめ、2013年と2016年に2冊の本がSpringer社から、出版されました。

このたび、それぞれの本のダウンロード回数が106,000回と40,000回になりましたと出版社からの報告がありました。
ダウンロード回数が100,000回を越える本はSpringer社から出版される本の中でわずか5%にも満たず、しかも日本人の著者の本では滅多にないとのことです。
Springer社からはダウンロード回数が100,000回を越えた時点で東京大学総長と研究科長宛に手紙が送られてきました。さらに最近、この本をダウンロードできるweb siteに、
「Congratulations! Your book has achieved more than 100,000downloads!」(http://www.springer.com/jp/book/9784431543275)が書き込まれました。

本研究科における福島の復興支援活動は現在も続いております。新たな研究成果もまとまり、現在、3冊目出版に向けて用意をしております。また、報告会も回を重ねて、次回は11月下旬に「第14回放射能の農畜水産物等への影響についての研究報告会」を予定しております。

【書籍情報】
Nakanishi, Tomoko M., Tanoi, Keitaro (Eds.)『Agricultural Implications of the Fukushima Nuclear Accident』(Tokyo:Springer Japan、2016年) ISBN: 978-4-431-55828-6 (Online)
関連URL:http://www.u-tokyo.ac.jp/ja/utokyo-research/research-news/agricultural-implications-of-the-fukushima-nuclear-accident.html

 

原文

 

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