地殻のダイナミックな活動と今、この形で日本列島があることの奇跡に感動と愛しい思いに包まれていた同じ時期に、それに水を差す出来事がありました。7月28日、国が、原発から出る「核のゴミ」の最終処分場建設に適した地域を示したという「科学的特性マップ」を発表しました。
活断層や火山、鉱物資源などの情報をもとに、判断したといい、建設に最も適しているとされた地域は、沿岸部などを中心に日本の面積の約3割にのぼっています。900以上の自治体が対象となるというのです。
日本国内の原発では、現在2万5,000本分(1本当り500kg)に相当する「高レベル放射性廃棄物」と言われる使用済み核燃料が行き場がなく放置されています。
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改めて、10万年、核のゴミを安全に保管できる場所なんて日本列島にはないのです。これって、誰が聞いても明らかじゃないですか。
生み出してしまった悪魔は消えてはくれません。無理やりでもどこかに核のゴミの最終処分場を造らなければ、この列島の地表面が危機的状況になってしまいます。なんとしても核のゴミの最終処分場をつくるために、無理やり、あのマップを公表したとしか私には思えません。
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