Daily Archives: 2017/08/03

低線量被爆の健康影響解明に至らず 長崎市の研究会 via 朝日新聞

[…] 2013年9月に設置された同研究会は、医師や物理学の専門家ら6人で構成。これまでに8回の会合を開き、国内外の研究論文を検討したり、専門家から聞き取りをしたりしてきた。研究対象は、原発労働者やCTスキャンの放射線影響を研究したものも含まれる。 今回の報告では、国が定める被爆地域(南北約12キロ、東西約7キロ)の外側でも低線量被曝を認定。長崎市東部の一部地域では、原爆後に降ったちりの影響で、最大で25ミリシーベルトの被曝があった、と推定した。 だが25ミリシーベルトほどの低線量被曝が健康に影響を及ぼすかについては、「不確実な状況」と報告した。広島・長崎の被爆者を調査した従来の研究では、100ミリシーベルト以上の被曝でがんのリスクが高まるとされている。 ヨーロッパでは11カ国約120万人の子どもを対象にした、CTスキャンの放射線影響を調べる研究が進んでいるという。研究会では当面、その結果を待つ。朝長会長は取材に対し、「福島の原発事故もあり、低線量でも被曝した人にとっては深刻な問題。健康影響をはっきりさせたい」と語った。 研究会は被爆地域の拡大・是正や原爆症認定など、被爆者援護行政の見直しにつなげるため、長崎市が設置した。今月上旬には、市と朝長会長が厚生労働省に経過を報告。厚労省からは「新たな知見が得られれば検討したい」などとする回答があったという。 原爆投下時、国の被爆地域の外にいた「被爆体験者」の一部は、被爆者健康手帳の交付を求めて訴訟を起こし、最高裁などで審理中だ。25日には市役所で市の担当課が、訴訟の原告らに経過を報告。原告側は市に、「手帳は被爆した人がもらうもので、健康影響の有無は別問題」などと意見を述べた。       全文

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内部被ばく影響長期 日露チーム ラット実験 via 毎日新聞

線量「外部」の16~220倍  日本とロシアなどの放射線被ばく専門家でつくる研究グループによる動物実験で、放射能を持ったマンガンを体内に取り込んで内部被ばくしたラットの内臓に、一定の時間がたっても異常が見られたことが分かった。原爆投下後の爆心地周辺では、人々が粉じんと一緒に放射能を持ったマンガンを吸い込んだ可能性が高い。国は原爆による内部被ばくの影響に否定的だが、研究グループは「健康被害の潜在的リスクを示唆する」としている。 […] 爆心地周辺では爆風で破壊された家屋などが粉じんとなって巻き上げられた。当時の家屋には土壁が多く使われていたが、土は二酸化マンガンを多く含み、マンガンは原爆がさく裂して中性子が当たると放射能を持つ。こうして放射性物質となった粉じんを人々が吸い込んだ結果、内部被ばくしたと考えた研究グループは、ラットを入れた装置(空間)に放射能を持たせたマンガンの粉じんを充満させ、影響を調べた。  その結果、1時間装置に入れたラットが、体外から浴びた放射線量が約6ミリシーベルトだったのに対し、粉じんを吸い込んだりしたことによる肺の被ばく線量はその約16倍、小腸は約220倍に達した。肺には出血や気腫が見られたほか、小腸の細胞が異常に増殖した。細胞増殖は60日たっても顕著だった。  内部被ばくによる影響を調べる研究では、広島大の大滝慈(めぐ)名誉教授(統計学)らが昨年2月、原爆投下直後に救護のため広島市内に入った元少年兵を対象にアンケートしたところ、粉じんを浴びたグループの急性症状の発症頻度が、浴びていないグループの10倍以上だったことが分かっている。今回の動物実験も内部被ばくの影響を示唆しており、実験結果をまとめた論文は今年2月、ドイツの放射線医科学誌(電子版)に掲載された。  研究グループの一人、長崎大原爆後障害医療研究所の七條和子助教(病理学)は「放射性物質を取り込んだことの影響は日がたってもみられた。がん発症との因果関係を証明するにはさらに研究が必要だが、貴重な実験結果だ」と話した。【加藤小夜】 […]     全文

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Tests show Hanford workers inhaled radioactive plutonium via King5

[…] The KING 5 Investigators have discovered those statements are incorrect. An internal CH2M Hill email sent to their employees on July 21 was obtained by KING. It states that 301 (test kits) have been issued to employees and of the … Continue reading

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Fukushima disaster is still radiating fallout nuclear industry wishes to avoid via The Times

[…] Tiny LEDs mounted at the head of the robot, Little Sunfish, showed clumps of lava-like rock lying in layers up to 1m thick — the first pictures of the reactor’s fuel rods that melted when a magnitude 9 earthquake … Continue reading

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福島第1汚染水一時漏えいの恐れ 地下水位が低下 via 山陰中央新報

東京電力福島第1原発4号機近くで地下水位が一時低下し、原子炉建屋地下にたまっている汚染水が外部に漏えいする可能性があったことが3日分かった。東電は当初、水位計の故障と誤認していた。汚染水漏れはないとしている。 建屋地下の汚染水漏えいにつながる地下水位の低下が確認されたのは初めて。 4号機の原子炉建屋地下には放射性物質を高濃度に含む汚染水がたまっているが、建屋地下から漏れ出すのを防ぐため、周辺の井戸を使って地下水位を汚染水より1m程度高くなるよう調節している。 続きは福島第1汚染水一時漏えいの恐れ 地下水位が低下

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Hibakusha: Octogenarian determined to tell own story about A-bomb at memorial ceremony via The Mainichi

NAGASAKI — At 88 years old, Yoshitoshi Fukahori works enthusiastically as the head of a panel overseeing photographic documents at the workroom of the Nagasaki Foundation for the Promotion of Peace to disseminate the truth about the damage caused by … Continue reading

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福島原発避難者訴訟 普通に暮らしたい 原告陳述 “田畑に放射性廃棄物” via しんぶん赤旗

 福島県沿岸部の楢葉町、双葉町、浪江町などの住民が東京電力を相手に損害賠償を求めている「福島原発避難者訴訟」(早川篤雄団長、原告数598人)の第25回口頭弁論が2日、福島地裁いわき支部(島村典男裁判長)で行われました。原告側は、川俣町山木屋地域の被害の現状について陳述しました。 川俣町の菅野清一原告代表は、今年3月31日に避難指示が解除されたものの、年間被ばく放射線量が1ミリシーベルトを超えるところが2044カ所以上もあることを映像も使って証言。山木屋では普通の生活ができないために戻れないのが実態だと陳述し、「黒い放射性除染廃棄物が入ったフレコンバッグが山積みされ、その数は62万袋におよび、一番条件の良い水田や畑の真ん中に黒い袋が置かれている」と告発しました。 菅野さんは「私たちは普通に暮らしたいだけなのです。穏やかに暮らす空間や生業(なりわい)があって、人々の信頼や生きがいがあってこそ、故郷なのです。それを根底から破壊したものの責任の重さは計り知れません。まさに歴史的犯罪です」と、被告を糾弾しました。 (略) 次回10月11日に結審する予定です。 全文は福島原発避難者訴訟 普通に暮らしたい 原告陳述 “田畑に放射性廃棄物”

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Fukushima town aims to partially lift evacuation order by 2022 via The Mainichi

FUTABA, Fukushima — Town authorities here look to partially lift the evacuation order for the town’s so-called “difficult-to-return” zone with high radiation levels emanating from the Fukushima nuclear disaster by sometime around the spring of 2022, town officials disclosed on … Continue reading

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被爆体験 「核も原発も駄目だ」 乳児で手足まひ、さらに被爆 88歳の田部さん、数年前に /広島 via 毎日新聞

「ゲンバク、ゲンバク……」。東区の公営住宅に住む被爆者の田部正行さん(88)は、「当時の思い出を語ってほしい」と尋ねる私(記者)に対し、同じ四文字の言葉を繰り返した。田部さんの介護を担当して7年目になる訪問介護職員の山田拓さん(33)は「体力が持たず、長い文章を話すことはほとんどない」と残念そうに話した。  田部さんの手記によると、田部さんは早産だった影響からか、生後半年ごろから手足の硬直が始まり、まひの障害が残った。72年前の8月6日、16歳で爆心地から約1・8キロの広島市舟入川口町(現中区)で原爆の閃光を浴びた。 (略) 山田さんは数年前、まだ会話ができた田部さんが当時を振り返る話を聞いたことがあるという。「被爆体験を語った後、『核は廃絶しないといけない。原発も駄目だ』と力を込めていた」と振り返る。  障害と被爆。二つの試練を乗り越えた田部さんがどのように生きてきたのか、今は想像するしかない。被爆者の平均年齢が81歳を超え、その貴重な肉声を聞く時間が失われている現実を思い知らされた。【山田尚弘】 全文は被爆体験 「核も原発も駄目だ」 乳児で手足まひ、さらに被爆 88歳の田部さん、数年前に /広島

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汚染廃すき込み実験 牧草刈り取り1回目を実施 大崎市 via 河北新報

宮城県大崎市は2日、東京電力福島第1原発事故で生じた国の基準(1キログラム当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物のすき込みによる減容化実験で、すき込み後にまいた牧草の1回目の刈り取り作業を行った。 (略) 1週間ほど乾燥させ、放射性セシウムの移行を検査する。 実験場所には平均140ベクレルの汚染牧草約3トンをすき込んだ。10月下旬にも2回目の刈り取りを行い、環境への影響を評価する。これまで空間線量の大きな変化はなく、市は「牧草に移行しないか、移行してもごく微量」とみており、最終的に牧草を飼料に回す方針。 市内にある基準以下の汚染廃棄物は6079トン。市は焼却(混焼)処理を基本とし、400ベクレル以下のすき込みによる減容化は補完的措置と位置付けているが、焼却量を減らすため、すき込みを増やす方針を示している。 全文は汚染廃すき込み実験 牧草刈り取り1回目を実施 大崎市 

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