【原発事故】チェルノブイリ原発には未発見の遺体が眠っている件 / 現在も放射線量が凄まじいため近寄れず via ガジェット通信

1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故。世界で「史上最悪の原子力事故」といわれており、人類の歴史のなかでも、福島第一原子力発電所事故と並んで大規模な原発事故である。

(略)

・遺体を見つけることすらできない
事故発生時、4号炉で作業をしていた人物ワレリー・ホデムチュク氏である。あまりにも放射線量が強烈なため、救助はおろか、事故から30年以上が経過した現在でも、遺体を見つけることすらできていないのが現状だ。

・非常に心が痛む状況
遺体というかたちではあるが、今現在もすさまじい放射線を浴びながら彼が4号炉で眠っているのは、非常に心が痛む状況。そんな彼のために、ギリギリ人間が近づいていけるチェルノブイリ原発内のエントランスに、彼の墓碑が作られている。

墓碑のある壁の向こうは、放射線量が強烈なため人間が近寄れない4号炉がある。事故から30年以上が経過しても近寄れない場所があるのだ。そしてそこには、いまもワレリー・ホデムチュク氏が眠っている。

・立派な墓碑と献花
そこはチェルノブイリ原発の入り口から数百メートルほど進んだ深部にあり、ふだんは人が訪れない寂しい場所。しかし立派な墓碑と献花がされており、スタッフや政府が彼の存在を忘れていないこと、そして重大な事故であったこと深く感じさせてくれる。ちなみに、この墓碑がある場所も高い放射線量が計測されるので、長居をするべきではない。

・ウクライナに知るべき歴史あり
もしウクライナに行く機会があれば、チェルノブイリ原発に行かなくとも、資料館で当時の出来事を知ることが可能だし、体験談を話してくれる人もいる。観光都市として素晴らしいウクライナだが、人類にとって重要な「知るべき歴史」がそこにあるのだ。

続きと写真は【原発事故】チェルノブイリ原発には未発見の遺体が眠っている件 / 現在も放射線量が凄まじいため近寄れず

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