占領地に住むイスラエル人記者、沖縄・福島で取材 via 朝日新聞

パレスチナ自治区に24年住み、パレスチナ人の視点で精力的な報道を続けるイスラエル人のアミラ・ハス記者が初来日している。10月中旬までの日程で、イスラエルによるパレスチナ占領の実態を東京や広島などで報告する。米軍基地が集中する沖縄で取材したほか、原発事故で住民が故郷を追われた福島の第一原発などを訪問する。

ハス氏は1956年、エルサレム生まれ。両親はホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)生存者で共産党活動家だった。

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パレスチナの自治を認めた93年のオスロ合意以降、イスラエルは占領地のユダヤ人入植地の拡大を続けるなどし、「パレスチナの領土と人々は分断された」とハス氏は語る。

ログイン前の続き来日は9日で、24年前からハス氏と親交があり、パレスチナを長年取材するフリージャーナリストの土井敏邦さん(64)が「占領の実態を日本に伝えてもらうと同時に、日本人にとって遠いパレスチナ問題と日本が抱える問題の接点を見いだしてもらいたい」と企画。クラウドファンディングなどを通して約250人が必要な資金を支援した。

沖縄などでの取材を自ら希望したというハス氏は来日前の取材に「たくさんの驚きと学びを期待している」と意気込みを話した。

ハス氏は17、18日に東京大学、20日に東京・文京区民センター、23日に京都大学、24日に広島市の合人社ウェンディひと・まちプラザで講演を予定している。詳細はウェブサイト(http://doi-toshikuni.net/j/info/amira_hass2017.html別ウインドウで開きます)で。(ラマラ=渡辺丘)

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