北朝鮮による拉致被害者家族連絡会元副代表で、元東京電力社員の蓮池透さん(56)の講演会が15日、京都市下京区のキャンパスプラザで開かれた。 福島第1原発での保守管理や、核廃棄物再処理などに携わった経験を語り、「原発の未来はない。フェードアウトさせながら新しいエネルギーを見つけるべき」 と指摘した。蓮池さんは1977年に東電に入社。福島第1原発に通算で5年半勤務したほか、同社原子燃料サイクル部長などを務め、2年前に退職した。このほど刊行した「私が愛した東京電力」で、今回の原発事故の実態や社内の実情を解説している。
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