茨城県にある東海第二原子力発電所の再稼働の前提となる国の審査で、およそ320キロにわたる電気ケーブルを、燃えにくいものに交換したり、シートで覆ったりするとした防火対策がおおむね了承されました。審査は1つの山場を越えましたが、運転開始から40年を迎える東海第二原発の延長の手続きが来年の期限内に終わるかどうかは依然として見通せない状況です。
来年で運転開始から40年を迎える茨城県にある東海第二原発には、燃えにくい材質になっていない電気ケーブルが全長およそ320キロにわたって残っていて、その防火対策が再稼働の前提となる国の審査の焦点の1つでした。
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これで審査は1つの山場を越えましたが、日本原電が今月示した防潮堤の新しい計画などに問題がないか確認する必要もあり、東海第二原発が来年11月の期限内に審査に合格して運転延長の手続きが終わるかどうかは依然として見通せない状況です。