Daily Archives: 2019/02/13

民間に限界、万策尽きる 消えた原発輸出(ルポ迫真) via 日本経済新聞

[…] 「もう限界だ」。会長の中西宏明(72)が昨年12月の段階で吐露した苦渋が行き着いた結論だった。日本が国策に掲げる原発輸出の案件が事実上ゼロになった瞬間だ。 2018年11月19日。中西は東京・霞が関の経済産業省を訪れ、経産相の世耕弘成(56)に切り出した。「このままでは事業を続けられません」。世耕は「もう少しがんばってください」と応じたと関係者は明かす。 […] 世耕の言葉に中西は複雑な思いを抱いたはずだ。日立と日英政府が結んだ覚書には「日本企業の出資者は日本政府が責任を持って集める」とある。経産省が役割を果たせていないことこそが、中西の悩みの種だった。 出資者の筆頭候補とされたのが東京電力ホールディングスだ。政府が筆頭株主で、事実上の国有状態にある。打診を受けた他社は「東電が出すなら」(国際協力銀行)と口をそろえた。 しかも東電会長は日立出身の川村隆(79)だ。日立が英原発事業に乗り出した12年当時は同社の会長だった。「沈む巨艦」と呼ばれた日立を立て直すのを、中西は副社長、社長として支えた。 だが東電は動かなかった。社長の小早川智明(55)らは「人は出せても金は出せない」と繰り返した。福島第1原発事故の賠償や廃炉作業に直面するなか、海外原発に資金を投じるのは理解が得られないとの判断だ。 川村も「社内の会議では一切発言しなかった」(東電幹部)。元日立首脳は「川村さんは当初から英事業に懸念を持っていた」と説明する。英政府からの打診を持ち込んだのは、元駐日英大使で中西がスカウトしたスティーブン・ゴマソール(71)だ。中西は受諾を即決したが川村は「議論を尽くしたのか」と苦言を呈したという。 東京大学で原子力を学んだ川村は福島第1原発事故後も「原発は必要だ」との立場を変えていない。ただ、原発全体の建設や運営にも関わる英事業は原子炉メーカーの日立にはリスクが大きいと心配していたという。 […] 全文

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原発の火災報告、東電放置「期限が明文化されていない」 via 朝日新聞

東京電力の柏崎刈羽(新潟県)、福島第一、福島第二(いずれも福島県)の3原発で起きた火災などのトラブルについて、東電本社が原発側からの報告を放置し、予防策を検討していなかったことが原子力規制委員会の検査でわかった。規制委は13日、保安規定違反があったとして、詳しく調べる方針を決めた。 […] 規制委によると、昨年11~12月に実施した福島第二の保安検査で、1、2号機の廃棄物処理建屋であった火災や2号機の空調故障など4件について、報告を受けた本社の担当部署がシステムに登録せず、放置していたことが判明。同じような登録漏れは、過去3年間に柏崎刈羽で17件、福島第一で5件、本社内のトラブル報告でも7件あった。来月の検査で放置した詳しい原因を調べ、保安規定違反の重さを判断するという。 東電は「処理する期限が明文化されておらず、先延ばしにした」と説明している。(小川裕介)   全文

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Green New Deal & Climate Change: NUKES ARE NOT THE ANSWER! Fairewinds’ Gundersen w/the Science, NEIS’s Snyder w/the Languaging Tricks NH #399 via Nuclear Hotseat

CLICK HERE for this week’s episode, #399   This Week’s Featured Interviews:  Are nukes “carbon-free” and can they actually help turn around global warming?  Arnie Gundersen — Chief Engineer at Fairewinds Energy Education, as well as a former licensed nuclear reactor operator and … Continue reading

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Kyushu Electric to scrap No. 2 reactor at Genkai nuclear plant due to cost of safety upgrades at aging site via The Japan Times

[…] The utility abandoned a plan to restart the unit, which has an output of 559 megawatts, in the face of the huge costs involved in enhancing the safety of the reactor that is already near the end of its … Continue reading

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The Atomic Soldiers via The New York Times

By Morgan Knibbe Feb. 12, 2019 I’ve always been fascinated by nuclear weapons and the self-destructive tendencies of mankind. So when I found declassified United States Civil Defense footage of soldiers maneuvering in the glare of a mushroom cloud, I wanted to … Continue reading

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Study: No leaking radiation from Alaska island nuclear site via WJLA

ANCHORAGE, Alaska (AP) — The latest round of testing on Alaska’s remote Amchitka Island found no radioactive material has leaked from locations where the federal government conducted underground nuclear tests there decades ago, a federal official said Tuesday. Environmental samples tested … Continue reading

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Spain plans to close all nuclear plants by 2035 via Channel News Asia

MADRID: Spain aims to close all seven of its nuclear plants between 2025 and 2035 as part of plans to generate all the country’s electricity from renewable sources by 2050. Energy Minister Teresa Ribera announced the move on Tuesday (Feb … Continue reading

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福島第1原発ルポ 廃炉へ「まだスタート地点」via 神戸新聞

東日本大震災から8年を前に、日本記者クラブ取材団の一員として東京電力福島第1原発などを訪れた。史上最悪レベルの原子力事故を起こした現場は除染作業が進み、敷地内の96%が一般作業服で活動できるようになっていた。一方で、汚染水や廃棄物は増え続け、原子炉格納容器内に溶け落ちた核燃料(デブリ)は残ったまま。廃炉作業の先行きはまだ見通せていない。(今福寛子) (略) ■次々鳴る線量計 視察のコースでもある高台は、除染の成果で昨年11月からマスクなしで見学できるようになった。そもそもこの日の装備は軽装で、ヘルメットに簡易なベスト、長靴、マスクと手袋、眼鏡だけ。すれ違う作業員も全面マスク、防護服姿の人は見当たらなかった。 「ピッ」「ピッ」。取材を始め5分ほどで、周囲の線量計が次々に鳴り始めた。20マイクロシーベルトに上がると、音が出る。歯のエックス線撮影1回で10マイクロシーベルト程度といい、頭では心配ないと理解しているが、思わず体がこわばった。 今回見学した中で最も放射線量が高かったのは、2号機と3号機の間の通路。3号機の上部はがれきが撤去されたが、横から見上げると水素爆発で破壊された当時のまま。コンクリートはボロボロに崩れ鉄筋がむき出しに。建屋の壁は放射性物質の飛散防止剤がまかれ、緑色に染まっていた。 使用済み核燃料プールから放射線が漏れている影響で、3号機に近づくと線量計の数字が一気に上がり毎時約350マイクロシーベルトを計測。5分ほどで慌ただしくバスに戻った。 ■立ち並ぶタンク もともと緑豊かだった敷地内は放射性物質が舞い散らないよう木を伐採して舗装し、至る所に汚染水の巨大タンクが立ち並ぶ。高さ約10メートル、約1200トンを貯蔵できるタンクは1週間から10日で満杯になる。東電の計画では2020年末までに137万トン分を製作する予定。限られた敷地の中でこれからも増え続ける。 軽装備で作業できるエリアが広がり、食堂やコンビニが入る大型休憩所の整備など作業員の労働環境は格段に改善されたという。ただ、1~3号機内の放射線量はいまだ高く、デブリ取り出しの方法は模索中。廃炉の目標は2040~50年としているが、東電の担当者は「まだスタート地点に立ったところ」と説明。道のりの困難さをうかがわせた。 全文は福島第1原発ルポ 廃炉へ「まだスタート地点」

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TEPCO begins probe to make 1st contact with nuke debris at Fukushima plant via The Mainichi

TOKYO — A probe to make the first contact with nuclear fuel debris inside the No. 2 reactor at the crippled Fukushima Daiichi Nuclear Power Station in the northeastern prefecture of Fukushima started on Feb. 13, the plant’s operator Tokyo … Continue reading

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福島原発、2号機のデブリ接触調査始まる via 毎日新聞

東京電力は13日午前、福島第1原発事故で炉心溶融(メルトダウン)した2号機で、溶融燃料(燃料デブリ)に直接触れることを試みる初の「接触調査」を始めた。 調査はこの日のみの予定で、午前7時過ぎから原子炉格納容器内に特殊な機器を入れる作業を開始。計画では、作業用配管を通じて伸縮式パイプ(全長約11~15メートル)を挿入し、カメラを取り付けた先端部分(長さ約30センチ)をデブリがある底部まで到達させる。  この部分には最大2キロまで持ち上げられる2本の「指」(長さ約3センチ)のような部品があり、デブリをつかんだり持ち上げたりして性状を確認する。遠隔で操作し、デブリは移動可能でも炉外には持ち出さない。 (略) 2021年にも本格的に取り出しを始める。【鈴木理之】 全文は福島原発、2号機のデブリ接触調査始まる

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