Monthly Archives: August 2018

爆心地被爆者もプルトニウムで内部被ばく、長崎大学が発見 via 大学ジャーナルOnline

長崎大学原爆後障害医療研究所の七條和子助教、長崎大学環境科学部の高辻俊宏教授らの研究グループは、1945年8月9日の長崎原爆投下により爆心地から1キロ以内で被爆して死亡した被害者のサンプルから、プルトニウムの内部被ばくがあることを世界で初めて発見した。爆心地付近では強烈な上昇気流のため、プルトニウムが存在しないとこれまで考えられていただけに、注目を集めそうだ。  長崎大学によると、研究グループは1973年に米国陸軍病理研究所から返還され、長崎大学原爆後障害医療研究所に保管されている650例の臓器に対し、プルトニウム放射能濃度とプルトニウムから放出されるアルファ粒子のエネルギーから吸収線量率を調べたところ、爆心地から1キロ以内で被爆した7例にプルトニウムによる内部被ばくを見つけた。 骨髄組織の平均的な内部被ばく量が最も高かったのは、爆心地から500メートルの屋外で被爆し、68日後に死亡した女性の骨髄で0.104ミリグレイ。被爆時に体外から浴びたガンマ線や中性子線による外部被ばく線量は推定83グレイもあり、研究グループは内部被ばく量が低い値で、それ自体が人体に大きく影響するものではないとしている。 ただ、アルファ粒子が当たった肝細胞の核では1.29グレイ、血管内皮細胞核では3.35グレイと局所的に高線量を示した。 (略) 論文情報:【Heliyon】Autoradiographic analysis of internal plutonium radiation exposure in Nagasaki atomic bomb victims 全文は爆心地被爆者もプルトニウムで内部被ばく、長崎大学が発見 

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Leaving no stone unturned in heatstroke battle at nuclear plant via The Asahi Shimbun

By HIROSHI ISHIZUKA/ Staff Writer OKUMA, Fukushima Prefecture–How to avert a heatstroke is more pressing than usual in Japan this summer as the archipelago bakes in a record heat wave. It’s not just sun-worshipers, children, the elderly and the infirm … Continue reading

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安定ヨウ素剤配布、63% 県、原発5キロ圏内の住民に via 日本経済新聞

新潟県は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所から約5キロメートル圏内の柏崎市民や刈羽村民への安定ヨウ素剤の配布状況を公表した。2015年9月から配布してきたものが今月末に使用期限を迎えるのに伴う更新にあたる。まずは両自治体の対象者のうち、6月から8月にかけて63.4%の住民に配布した。 6月23日から8月12日までの間に13会場、19日間で配布説明会を開き、対象となる2万190人中1万2796人に配布をした。柏崎市の住民への配布率は60%、刈羽村は74.7%だった。 安定ヨウ素剤は万が一原発事故が起きた際に事前に服用することで、放射線による甲状腺の被曝(ひばく)を抑える。使用期限を迎える分は、15年9月から約3年で81.9%の住民に配布した。 続きは安定ヨウ素剤配布、63% 県、原発5キロ圏内の住民に

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‘Fukushima Devil Fish’: A Nuclear Pastoral via The New York Review of Books

Ryan Holmberg Art changed in Japan after the tsunami and nuclear meltdowns of March 2011. So did art history—or at least it should have. […] Yet much of this retrospection ignored a basic fact: very few of Japan’s many disaster-fantasy … Continue reading

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原発被災者の1週間、芝居に 福島の劇作家「問題解決していない」via 東京新聞

 東京電力福島第一原発事故により、放射線量が高い街で屋内退避を強いられた夫婦の一週間を描いた劇団青年座の二人芝居「ぼたん雪が舞うとき」が、二十二日から東京都内で上演される。劇団代表の森正敏さん(65)は「事故の記憶が薄れつつある今、自分の身に起きたようにリアルに考えられる舞台にしたい」と話す。  原作を書いたのは福島県いわき市在住の劇作家高木達(とおる)さん(68)。第一原発から三十キロ圏内に住んでおり、原発事故当時は二十キロ圏内に避難指示が出たため、危険を感じて妹夫婦の車で故郷を脱出した。一方で同県内の各地では、避難の情報も十分に入らない中で高齢世帯が取り残され、支援物資や助けもなく孤立して厳しい状況に追い込まれたケースも多かった。そうした現実を基に、物語を仕上げた。 (略) 三つの舞台はいずれも「原発がある日本のどこかの街」との設定で、うち二つは福島の原発事故直後、一つは事故から八年後の物語とした。登場する夫婦は、それぞれ五十代、六十代、七十代と世代が異なる。「いつでも、どこでも誰にでも起こり得る物語」として、多くの観客に受け止めてもらう狙いという。  いわき市は今春、今後の原発事故に備えて原子力災害広域避難計画を各家庭に配ったが、高木さんは「高齢者や障害者など避難弱者の問題は解決していない」と書き下ろしの動機を話す。  放射線量が減ったとして国は被災地の放射線監視装置(モニタリングポスト)を順次撤去する方針を示したが、高木さんは「廃炉の過程で事故や放射能漏れもあり得る。危機意識の差は大きく、東京などの都会で警鐘を鳴らしたい」と言う。  九月二日まで、世田谷区の「小劇場B1」で上演。一般四千五百円、二十五歳以下三千円。各組の公演日時など問い合わせは青年座=電03(5478)8571=へ。 (五十住和樹) 全文は原発被災者の1週間、芝居に 福島の劇作家「問題解決していない」

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A Resolution Against the Ocean Dumping of Radioactive Tritium-contaminated Waste Water From the Fukushima Nuclear Power Plant via Members of the Association for Citizens and Scientists Concerned about Internal Radiation Exposures (ACSIR)

July,2018 A Resolution Against the Ocean Dumping of Radioactive Tritium-contaminated Waste Water From the Fukushima Nuclear Power Plant   Members of the Association for Citizens and Scientists Concerned about Internal Radiation Exposures (ACSIR) and citizens and scientists who are concerned … Continue reading

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トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議 via 市民と科学者の内部被曝問題研究会有志及び内部被曝を憂慮する市民と科学者

2018年7月20日 〖ここからダウンロードできます〗 トリチウムを含む福島原発放射性廃液の海洋投棄に反対する決議(pdf,3ページ,191KB) 福島原発事故によるトリチウム総量は約3400兆ベクレル、2014年3月でタンク貯留水中に830兆ベクレルのトリチウムがあると発表されている。この膨大な放射性廃液はその後も増加する一方である。そのため、漁連などの反対運動の隙があれば、政府・東電はトリチウムを含む福島原発事故廃液の処理・処分として、それを希釈して海洋に投棄しようとしてきた。現在、ここに至っていよいよ政府は海洋投棄の実施に踏み切ろうとしている。原子力規制委員会の更田豊志委員長は規制するどころか海洋投棄を提唱し、先導している。 我々は以下の理由で放射性廃液を海洋に投棄することは決してすべきでないと考える。 1.トリチウムは生命・健康への危険性が少ないと誤解されているが非常に危険な放射性物質である。なぜなら、人体の大部分を占める通常の水と化学的に区別がつかず、生体のあらゆる場所に取り込まれ、内部から被曝させ、活性酸素等を介して間接的に細胞膜やミトコンドリアを破壊する。また、直接的に遺伝子、DNAの化学結合を切断する。トリチウム特有の危険性として遺伝子の水素原子とトリチウムが入れ替わるとベータ(β)崩壊でトリチウムがヘリウムに変わることによって遺伝子の化学結合が切断される。 植物は炭酸同化作用によって水と炭酸ガスからでんぷんを作る。このでんぷんの水素原子がトリチウムに変わることによって有機トリチウムが形成され、動植物や人間が体の一部としてその有機トリチウムを長期間取り込み、内部被曝する。 2.このようにして、原発から放出されたトリチウムによって玄海原発周辺の住民の白血病の増加、世界各国の再処理工場周辺の小児白血病の増加、原発周辺の小児がんの増加等が報告されている。現実に被害が発生しているのである。 3.たとえ、希釈して海洋投棄されたとしても食物連鎖などの生態系を通じて濃縮される。さらに気化してトリチウムを含む水蒸気や水素ガスなどとなって陸地に戻り、環境中を循環する可能性がある。希釈すれば安全というのは過去に多くの公害問題でくりかえされた誤りであり、環境に放出される総量こそ問題である。それ故、放射性物質や有害物質は徹底的に閉じ込め生態系から隔離することが公害問題では唯一正しい原則的な対応である。 以上のようにトリチウムは半減期が12年と長く、長期にわたって環境を破壊する。生体の大部分を、さらに遺伝子をも構成する水素の同位体であるから、希釈して投棄して安全とは言えない。それ故、トリチウムの海洋投棄を決して行わないよう政府・原子力規制委員会に強く要請する。 決議賛同者氏名  市民と科学者の内部被曝問題研究会有志及び内部被曝を憂慮する市民と科学者 2018年8月5日現在 個人 淡川典子、青木幸雄、青柳行信、伊集院真知子、上里恵子、吾郷健二、吾郷成子、阿部 毅、 阿部健太郎、阿部めぐみ、有田武生、アントニオ弓削、池村奈津子、石岡敬三、石川隆之、石下直子、 石田紀郎、石堂太郎、伊集院真知子、稲垣 博美、稲垣 睿、印南敏夫、今田裕作、岩田深雪、 上野益徳、上野祥子、魚住公成、魚住優子、内海洋一、宇野朗子、衛藤英二、遠藤順子、 及川洋子、大倉弘之、岡田俊子、小木曽茂子、小野英喜、大沼淳一、大見哲巨、大和田幸嗣、 大湾宗則、奥森祥陽、尾崎一彦、尾崎憲正、尾崎宗璋、落合栄一郎、落合祥堯、小野寺晶、 折原利男、勝部明、川崎陽子、川添 務、河原よしみ、木次昭宏、木原和子、木村千亜紀、 許 照美、熊谷まき、黒河内繁美、黒田節子、鍬野保雄、權 龍夫、国分 天、小林立雄、 小柴信子、児玉順一、小橋かおる、後藤五月、小針修子、小東ゆかり、小林久公、小宮市郎、 小山 潔、コリン・コバヤシ、今 正則、斉藤さちこ、齊藤智子、佐藤和利、佐藤京子、佐藤大介、 澤田昭二、嶋田美子、島 安治、下澤陽子、下山久美子、庄司善哉、白井健雄 、白鳥紀一、 菅原佐喜雄、杉野恵一、鈴木則雄、鈴木紀雄、砂川正弘、髙木和美、高階喜代恵、高瀬光代、 滝本 健、田代真人、橘 優子、舘澤みゆき、田中一郎、田中 清、高木 伸、高橋精巧、 高橋武三、髙松利昌、辻 陽子、辻本 誠、哲野イサク、寺尾光身、友田シズエ、外谷悦夫、 冨田孝正、中川洋子、中沢浩二、長尾高弘、長澤民衣、中須賀徳行、永田文夫、名出真一、 中西綾子、中村由紀男、奈良本英佑、難波希美子、西尾正道、西川生子、西川隆善、西里扶甬子、 根本 勘、野村修身、萩原正子、萩原ゆきみ、橋爪亮子、橋本恵美、馬場利子、林 敬次、 原田二三子、平佐公敏、福島敦子、藤井隼人、藤井弘子、藤原寿和、 舩冨和枝、星川まり、 堀江みゆき、松井英介、松井和子、松岡由香子、松尾美絵、松沢哲成、松久 寛、三上幸子、 水鳥方義、水戸喜世子、宮口高枝、宮嵜やゆみ、宮下京子、宮永崇史、向平恵子、向平 真、 三ツ林安治、三室 勇、森下育代、森田眞理、矢ケ崎克馬、八木和美、梁取洋夫、矢野勝敏、 山口サエ子、山崎清、山崎知行、山崎正彦、山田五十鈴、山田清彦、山田耕作、山田勝暉、 山田敏正、山田 誠、山本清子、山本英彦、横山恵子、横山義弘、横山由美子、吉田明生、 … Continue reading

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International Campaign “Tokyo 2020 – The Radioactive Olympics” via IPPNW (International Physicians for the Prevention of Nuclear War)

In 2020, Japan is inviting athletes from around the world to take part in the Tokyo Olympic Games. We are hoping for the games to be fair and peaceful. At the same time, we are worried about plans to host … Continue reading

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Thorium power has a protactinium problem via The Bulletin of Atomic Scientists

n 1980, the International Atomic Energy Agency (IAEA) observed that protactinium, a chemical element generated in thorium reactors, could be separated and allowed to decay to isotopically pure uranium 233—suitable material for making nuclear weapons. The IAEA report, titled “Advanced … Continue reading

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(菅直人)原発ゼロと宗教 via Blogos

  国会図書館で、原発に対する宗教団体の方針が書かれた文章を調べてみました。一部原発の是非について態度を明らかにしていない宗教団体もありますが、仏教系とキリスト教系のほぼ全ての宗教団体は原発には否定的です。創価学会も方針ではそうなっています。 来年の参院選は原発政策を問う選挙です。自民党と公明党は原発容認ないしは推進です。国民民主党は原発ゼロ基本法提案に参加せず、原発に対する態度はあいまいです。原発ゼロ基本法の提出者になった立憲民主党など4野党ははっきりと原発ゼロです。 原発は無くすべきという方針を掲げている宗教団体への働きかけを強めたいと思います。「原発ゼロ」を求める宗教団体が原発の維持または推進する方針の政党候補者に投票しないように呼び掛けることで、状況は大きく変わるはずです。 核兵器の廃絶と原発の廃止という「二つの核の廃絶」は全ての宗教団体にとっても重要な課題だと思います。   原文

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