Daily Archives: 2018/08/04

「唯一の被爆国民」じゃなかった日本人! 8.6から3.11を見通す核の戦後史 via J-Cast

書名被爆者はなぜ待てないか サブタイトル核/原子力の戦後史 監修・編集・著者名奥田 博子 著 出版社名慶應義塾大学出版会 出版年月日2015年6月30日[…] 地に足のついた研究姿勢がにじむ  奥田さんは、関東学院大学人間環境学部の准教授。内外の膨大な資料や証言集、写真集に目を通し、ジグソーパズルを埋めるように戦後の史実を積み重ねていくパワーに驚かされる。参考文献の列記だけで実に15ページ。この真摯さはどこから生まれるのだろう。プロローグに「個人的な原点」が記されていた。  「年に一度しか会えない祖父母と過ごしたとても懐かしい『夏休みの思い出』の一コマ一コマから構成される、私のなかにしかない広島がある」。幼い頃の心象風景、聞かされた戦争の昔話が、原爆の記憶を探求するにつれて「歴史」に結びついていったという。地に足のついた研究姿勢がにじむ。  被爆65年に刊行した前著『原爆の記憶 ヒロシマ/ナガサキの思想』(同)では、政府が語る「唯一の被爆国民」という言葉にこだわる。日本の戦争被害者意識を正当化し、「敗戦国としての清算」より「戦後の経済成長」に力を向けるために創られた神話に過ぎない、と指摘した。事実、広島と長崎で被爆した人々の国籍は21カ国に及び、原爆の製造、開発、実験に動員された労働者、兵士や周辺住民らもまた被爆者だという。 なぜ、「放射能汚染加害国」に劣化したのか  被爆70年に刊行された本書は、前著の刊行翌年に起きた東京電力福島第一原発事故を強く意識する。「原子力の安全神話」が崩れ、日本に再び被曝者が生み出された。しかも、その責任の所在は大戦の時と同じように不明確なままだ。「『唯一の被爆国』日本は、なぜ、『放射能汚染加害国』に劣化したのか」。この問題意識が全体を貫いている。  その契機の一つとして、著者は、1954年のビキニ水爆実験で被爆した漁船をめぐる日米交渉を挙げる。被爆した船は、実際は800隻以上、被爆者は2万人以上とみられるが、日米政府は第5福竜丸1隻、その乗組員23人に対する見舞金支払で政治決着した。背景として、日本政府がこの事件を「アメリカから核燃料と原子力技術を導入する取引材料にしようとしていた」点を指摘する。その後、日本は東西冷戦の中で、アメリカの「核の傘」に依存した平和と、アメリカの「原子力産業」に依存した繁栄を享受する道を進んできた、と分析している。  一方、ビキニ水爆被災事件で注目された「死の灰」を機に原水爆禁止運動が広がるが、内部の路線対立で3つに分裂してしまう経緯や、米英ソが1963年、地下を除く「部分的核実験禁止条約」に調印したことで世界規模の反核平和運動は力を失い、日本では「原子力の平和利用」というアメリカのスローガンが力を得ていく経緯を詳述していく。 […]   全文

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Group: Nuclear waste could be trucked from Illinois to Port Huron via Times Herald

A coalition of environmental groups claims a letter from the U.S. Nuclear Regulatory Commission indicates that nuclear waste from power plants in Illinois will be trucked to Port Huron and shipped from there to an unknown destination. “A spill, release or fire … Continue reading

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「被爆電車」で85歳が証言「言葉で表せぬ恐怖」via 毎日新聞

73年前の原爆投下時に壊れ、修理されて今も運行を続ける広島電鉄の「被爆電車」の車内で4日、被爆証言を聞く学習会があった。在日韓国人被爆者の朴南珠(パク・ナムジュ)さん(85)=広島市西区=が、被爆直後の広島の惨状を説明し、小中学生や保護者ら約40人に「広島が一瞬でなくなった。言葉で言い表せないぐらいの恐怖だった。原爆は本当に残酷だ」と語りかけた。  朴さんは女学校1年だった1945年8月6日、爆心地から約1.8キロ地点を走っていた電車の中で被爆。電車は大破し、割れた部品が頭に突き刺さった。血まみれで近くの川の土手に逃げると、皮膚がどろりと垂れ下がった腕を上下に動かしながら進む人を大勢見たという。  広島電鉄は被爆当日だけで、従業員と戦時中に車掌を務めた女学校の生徒計185人が犠牲になった。保有する路面電車123両のうち問題なく動いたのは3両だけだったが、原爆投下3日後の9日に運行を再開した。一部が現在も被爆電車として活躍する。【谷田朋美】 続きは「被爆電車」で85歳が証言「言葉で表せぬ恐怖」

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福島の放射線量測定装置、一部撤去方針に反発 via Yomiuri Online

(抜粋) ■撤去方針  国や県が設置した放射線量測定装置は、7月2日時点で3720台(内訳は国3562台、県158台)。このうち規制委が撤去方針を決めたのは、避難指示の出た12市町村以外にある約2400台だ。「リアルタイム線量測定システム」と呼ばれる型で、学校や公園などで線量監視に使われている。撤去した装置は、避難指示区域へ再配置するという。  規制委が一部撤去を決めた背景には、事故当時より線量が下がったことがある。県によると、県合同庁舎などがある7か所の放射線量は、最も高かった福島市でも11年4月の1時間当たり2・74マイクロ・シーベルトから17年10月には同0・15マイクロ・シーベルトになるなど、いずれも大幅に低下した。特にいわき市、会津若松市、南会津町は、既に事故前の水準まで回復している。  ■猛反発も  規制委は今年3月、「2020年度末までに」と初めて撤去時期を明示した。これに対し、住民や自治体から反発が相次いだ。  福島市内で子供3人を育てる女性(43)は、「日々の線量を自分の目で確認するのは、あの装置しかない。線量は下がっても、撤去するのはまだ早い」と話す。同市の男性(67)は「廃炉作業が続いているのに、撤去するなんて時期尚早だ」と訴える。  市町村からも反対の声が上がる。福島市の木幡浩市長は7月17日の定例記者会見で、「除染土がある間の撤去は賛成できない」と表明。会津若松市環境生活課の担当者も「住民の不安は払拭ふっしょくされていない」と述べるなど、特に設置台数の多い市町村を中心に反対の姿勢が目立つ。  一方、撤去を受け入れる自治体もある。撤去対象が1台だけの檜枝岐村では、担当者は「近くにも別の装置があるし、住民の関心も高くはない」と話す。県中地方のある村の担当者も「村外の人は装置を見ただけで『危険だ』と思うかもしれない。新たな風評被害が心配だ」と説明する。 (略) 規制委の更田ふけた豊志委員長は「撤去を強行するつもりはない。住民の意見を伺い、丁寧に説明していきたい」と話す。今後も要望のあった市町村で順次、住民説明会を開くとしている。(服部牧夫) 全文は福島の放射線量測定装置、一部撤去方針に反発 

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Nuclear wasteland: The explosive boom and long, painful bust of American uranium mining via CNBC

Government incentives and trade barriers once sparked a gold rush for uranium, leading to a boom in mining for the nuclear fuel However, U.S. uranium miners have endured decades of distress as foreign competition entered the market and demand faltered … Continue reading

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Scientists put a nuclear waste container through a demanding trip to see if the fuel would break via The Verge

Have nuclear fuel transportation cask, will travel  Researchers sent a nuclear waste container on a 14,500-mile odyssey by truck, barge, cargo ship, and train in an effort to understand how well radioactive fuel would stand up to travel. That’s important … Continue reading

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