福島第1原発事故 「国、東電 責任明確に」 訴訟判決前に集会 千葉 /千葉 via 毎日新聞

東京電力福島第1原発事故後に福島県から千葉県に避難した18世帯45人が国と東電に約22億円の賠償を求めた訴訟の判決を22日に控え、原告・弁護団の決起集会が2日、千葉市中央区の県弁護士会館であった。原告は「国と東電の責任を明確にし、賠償を命じる勇気ある判決を言い渡してほしい」と訴えた。

「千葉県原発訴訟原告と家族の会」の会長で、福島県富岡町に自宅がある遠藤行雄さん(84)は「訴えは裁判官の胸に響いていると確信している」と強調。

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最後には支援者ら約400人の参加者全員が拳を突き上げて気勢を上げた。

 訴訟の主な争点は、事故は予見できたか▽対策を講じることは可能だったか▽ふるさとを失ったことに対する慰謝料が認められるか--など。判決は22日午後2時から言い渡され、全国で提起されている同様の訴訟で2例目となる。【斎藤文太郎】

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