IEA閣僚理事会、原発「有力な選択肢」 文書採択し閉幕 via 日本経済新聞

【パリ=上杉素直】日米欧など消費国が加盟する国際エネルギー機関(IEA)の閣僚理事会は19日、今後も原子力発電をエネルギー源の有 力な選択肢の一つと位置付ける結論文書を採択して閉幕した。福島第1原発の事故や反原発の世論などを踏まえ、エネルギー源の多様化や低炭素技術の重要性を 確認した。

理事会には加盟国のほか、中国やインドといった非加盟国の閣僚らも参加した。日本からは枝野幸男経済産業相が出席し、原発事故からの復旧の状況や今夏の節電の取り組みを伝えた。

理事会で採択した結論文書はメキシコ湾原油流出事故や福島第1原発の事故を受けて、エネルギー安全保障の強化を訴えた。「政策や状況に応じて供給の多様化を促進する」とも強調。低炭素技術の例として、再生可能エネルギーの活用と並んで原発を挙げた。

続きはIEA閣僚理事会、原発「有力な選択肢」 文書採択し閉幕

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