環境省は31日、東京電力福島第1原発事故の除染廃棄物を保管する中間貯蔵施設(福島県双葉町、大熊町)の用地について、3月末の速報値で、全体の23.5%に当たる376ヘクタールを取得したと発表した。2016年度は累計で140~370ヘクタールの取得を目指していた。
目標を達成したことについて山本公一環境相は31日の閣議後記者会見で、「数字が上がってきたことは喜ばしいことだ」と述べた。
中間貯蔵施設は約1600ヘクタールで整備し、最大2200万立方メートルの除染廃棄物を、最長30年間保管する。昨年11月に建設予定地の一部で本体工事に着手。17年秋ごろの貯蔵開始を目指している。
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