中国駐米大使「日本の敗戦、原爆が原因ではない」via 朝日新聞

【ワシントン=奥寺淳】中国の崔天凱(ツォイティエンカイ)駐米大使は8日、米ワシントンの大学で講演し、「日本の政治家の一部は、日本が第2次世界大戦で負けたのは米国が原爆を投下したためだと信じている」と語り、日本は米国さえ怒らせなければ他国の懸念に構わなくていいと考えていると批判した。

崔氏は講演で、日本については直接触れなかったが、質疑応答で日中関係の悪化を問われ、「日本の政界に過去の歴史をかき乱す傾向がある」と強調。第2次大戦の終結は原爆投下が原因ではなく、「平和を愛し、ファシズムに反対した中国や米国を含む連合国によって負かされたためだ」と訴えた。

その上で、「日本の政治家はこれが戦後の国際秩序だと認識すべきで、これに挑むことはできない」と主張。歴史を見直そうとする動きが、日中関係を悪化させている主な原因だとの見方を示した。ただ、こうした考え方は「大半の日本人の意見を代表していない」とも指摘した。崔氏は2010年まで駐日大使を務めていた。

続きは中国駐米大使「日本の敗戦、原爆が原因ではない」

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