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Q どうして結果が違ったの?
A 放医研に運ばれた時点で、5人のうち4人は体の表面に放射性物質が残っていたといいます。原子力機構は、体の表面にある放射性物質から出るガンマ線も一緒に測ってしまい、肺の中のプルトニウムの量を実際より多く見積もってしまった可能性があります。放医研は、体の表面の放射性物質を入念に取り除いてから測定したそうです。
Q もっと正確な測り方はないの?
A 放医研は、尿などで体外に出たプルトニウムのアルファ線を何日も測定し、体内の量を推定する方法も使っています。両方の結果を組み合わせることで、より実態に近い被ばく量を割り出すことができます。(科学環境部)
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