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Daily Archives: 2017/06/14
小泉純一郎「原発ゼロでもやっていけると証明できている」元首相が断言する理由は?via ログミー
6年経った今でも、軽い除染物をまだ処理できていない 小泉純一郎氏(以下、小泉) 去年、原発会社が事故後の新しい基準、厳しい基準に沿って安全対策をした。だから、再稼働を認めてくださいという申請を、九電(九州電力)が原子力規制委員会に出した。それで、原子力規制委員会の委員長は「新しい基準に合格しました。しかし……私は安全とは申し上げません」と言いました。規制委員会で合格の判断が出たら、みんな安全だと思うでしょ? ただ安全と言ってるのは政府だけ。「規制委員会に合格したから再稼働認めます。日本の原発は新しい基準に合格した。世界で一番厳しい安全基準です」と言った。世界で一番厳しいことを訴えかけるなら、アメリカと比較してもらいたい。アメリカでは新しい原発を作る場合、自治体に事故が起こった場合の避難計画を出さないと許可しません。さらにすべての原発に軍隊をはり付けてます。日本はそんなことまでしていない。未だに避難計画なんて作ってない。6年経って、そんな重い放射能じゃなくて、軽い除染物でもまだ処理できていない。1つも処分場がないわけです、日本は。 […] 夢の原子炉から「幻の原子炉」に変わった、もんじゅ 今、専門家は廃炉に40年ぐらいかかると言っている。イギリスが一番、廃炉作業が進んでいる国と言われている。しかしイギリスは、廃炉に90年から110年かかると言っている。日本は最初、なんでも小さく言う。費用は小さく、安全性は十分だと。でも、メルトダウンの状況は、6年かかってもまったくわからないんです。燃料棒1本1本をどこに引き出してどこに置くのかがわかっていない。あれは、40年ではできないと思いますね。原発会社は、事故を起こした場合、無限責任になっています。損害賠償も除染も廃炉も全部自分の金でやりなさい。しかし事故が起こったら「金がかかりすぎる。自分の会社だけで賠償も除染もできません。電力は大事なインフラだから、政府が支援してください」と。「やっぱり電力は大事。停電が起こったら大変。あらゆる会社も電力がなかったらやっていけないから仕方がない」と。政府はあの事故後、東電の要請に加えて上限の5兆円を支援しているわけです。2年か3年経って「5兆円じゃ足りません。9兆円」という東電に対し、「じゃあ9兆円までやろう」と政府が応じた。そうしたら昨年「まだ足りません。追加支援してください」と東電が言ってきた。最初は小さく言って、あとでどんどん要求額が上がる。 […] 原発は事故を起こしちゃいけない産業 大きな事故は、スリーマイル、チェルノブイリ、福島もだけど、その間50年近く、点検ミスとか人為的なミスとか故障など、数え上げればキリがないほどの事故を起こしている。最近「小泉さん、どんな技術だって事故は起こりますよ」と言われる。「事故が起きた場合のリスクと、その機械や技術から受けている恩恵、これを勘案してやらなきゃ科学技術の進歩はありませんよ」と。確かにその側面もあります。しかし原発というのは、福島を見たって、スリーマイルを見たって、チェルノブイリを見たって、一度事故が起きてしまったら故郷がなくなってしまう。取り返しのつかない事故になります。20年から30年は、少なくとも帰れない。故郷で仕事していた20代の人だって、20年か30年ぐらい外に出ていけば、避難した場所で仕事ができるようになります。戻ろうとはしないでしょう。40歳から50歳代の人が外で40年間やってたら、死んでしまいます。 […] すべての電気を自然エネルギーで賄える時代がやってくる いずれ原発ゼロにしなきゃならない時は来ます。遅かれ早かれ。原発ゼロでもできることを証明したわけだから。コストも原発よりは、はるかに少ない。原発より自然エネルギーが安全だし。原発会社を了解してくれた自治体に、国民から税金をとって多額の交付金を与えないかぎりOKしないでしょう。廃炉は自分ではできない。一番コストが安かったら、全部自分の金でやればいいのに。国民の税金を使わないかぎり原発産業は成り立たない。しかも、それは今の生きている人たちが負担するだけじゃない。若い人たちだけじゃなく、これから生まれてくる人も何百年、何千年と、核のゴミと危険が隣り合わせ。金をかけて処理しなければならない産業です。だから、日本は原発をやってはいけない国。クリーンとも言われているけど、ただ原子炉内だけにCO2を出さないだけ。実際、鉄を使ったり、セメントを使ったりするから、CO2は出してます。核のゴミ処分だって、危険性があるから10万年は保管しなきゃいけない。中間貯蔵施設だって、どれだけ頑丈な設備を作ったとしても、100年、200年は保管しなきゃいけない。国民の税金を使うと、どれだけかかるのか。原発はほとんど沿岸です。電気を供給するためには、高度の熱が出る。この熱を冷やさなきゃいけない。だから沿岸にほとんどある。沿岸の海水を大量に使って、熱を冷やす。ところが、海水は温まる。海水を取ってきた別の口でまた大量の温水を吐き出す。大量に沿岸の水が海水を取ると、プランクトンや微生物が大量になくなる。 […] 事故調査委員会の委員長が「絶対安全なんてない」と言うんだから。だから私は、原発をただちにゼロにしても日本はやっていける。6年間で証明してしまった。これから、自然エネルギーに目を向ければ、補える量は30パーセントどころじゃない。将来、100年足らずで、日本はすべての電気を自然エネルギーで賄える時代がやってくる。勉強すればするほど確信を持ちました。 […] もっと読む。
Donor Lobbying for Nuclear-Plant Tax Credits Brags of Dinners With Trump via Bloomberg
After Franklin L. Haney made his first million-dollar contribution to a super-PAC, his dream of owning a nuclear power plant took a big step forward. That gift went to a group to help re-elect President Barack Obama in 2012. Haney … Continue reading
福島で増え続ける甲状腺がん、意図的隠蔽かも via JB Press
私たちは何かに支配されやすい、だからこそ支配されない体質を作ろう 小児甲状腺がんの発生が止まっていない ぼくたちの国は、見えない何かに支配されてしまいやすい。 前回、「福島県で急速に増え始めた小児甲状腺がん~『臭い物に蓋』をしては後で大問題に・チェルノブイリの経験生かせ~」(2017.4.19)を書いた。 たくさんのアクセスがあり、「いいね」が4000件を超えた。福島の小児甲状腺がんの確定診断がついたのが145人、さらに、がんの疑いで手術や検査を待っている子供が38人だった。 (略) さらに、2人ががんの疑いと診断されている。これまで1例を除き、「疑い」があった子供はその後がんの確定診断が下っているので、がんの子供の数はまだ増えるだろう。190人近くになる可能性がある。 不都合な5歳以下の小児がん フォローの見落としも気にかかる。 事故当時4歳の男児が、「経過観察」と判断された後、福島県の検診のフォローアップの対象から外れた。専門病院で経過観察中に甲状腺がんとの確定診断を受けたが、検討委員会の把握は遅れた。 「今後は不可欠な情報として扱う」と検討委員会委員長は述べている。しかし、意図的な隠蔽があったのか。単なるシステムの欠陥ではなかった可能性がある。 検討委員会は、「多発している子供たちの甲状腺がんは、福島原発事故の放射線の影響とは考えにくい」という中間とりまとめを既に出しており、その理由として、放射線の放出量が、チェルノブイリ原発事故と比べて小さいことを挙げている。 (略) (1)事故当時5歳以下の子供からの発見がないこと チェルノブイリ原発事故ではI-131(ヨウ素131)が出たため、子供の甲状腺がんが6000人を超え、5歳以下の小さい子供が多数がんになった。福島では5歳以下のがんの発見がなく、これが、福島の原発事故の大きな影響はないとする要因だった。 放射性ヨウ素の影響は、小さい子供ほど受けやすいはずと考えられているからだ。 福島の事故当時4歳だった甲状腺がんの子供は、県内の他の専門病院でフォローされていたのかとぼくは勝手に憶測していたが、実際には検査も手術も福島県立医大で行われていた。 検討委員会の中心的役割を担う病院である。 この症例に関しては、単に報告が遅れたという不注意ミスではなく、「不都合な真実」だった可能性がある。 しかもこのほかに、甲状腺がんの確定診断が下されている5人の子供が、甲状腺がん152人の中に入っていない可能性があるという。事故当時4歳の子供ががんになっているのは重要なファクトだ。 (略) チェルノブイリとは違うとは言い切れない (2)がんの発見が、チェルノブイリでは被曝から4~5年後に増えているのに対し、福島では4年経過する前から見つかり出しているということ (略) 検診率の低下が気になる 受診率の低下も心配だ。 検診者数は、2巡目が27万人だったのに対し、3巡目は12万人と半分以下になってしまった。がんを見過ごしてしまう可能性がある。 全文は福島で増え続ける甲状腺がん、意図的隠蔽かも
Palo Verde nuclear plant still ran after backup equipment exploded via AZ Central
For 57 days last year and early this year, one of the nuclear reactors at the Palo Verde Nuclear Generating Station west of Phoenix kept running after an explosion knocked a backup generator out of service. Experts at the Nuclear Regulatory Commission disagreed strongly over … Continue reading
韓国電力社長と東芝社長が面会 海外原発連携を協議 via 日本経済新聞
【ソウル=山田健一】韓国電力公社は14日、趙煥益(チョ・ファンイク)社長が東芝の綱川智社長と日本で同日面会し、海外原発事業の連携に向けて協議したと発表した。 (略) 発表によると、東芝と韓電の両社長は海外原発事業のほか、重電事業や再生可能エネルギー事業で連携を巡り議論した。経営破綻した米原子力大手ウエスチングハウス(WH)について意見交換した可能性もある。 全文は韓国電力社長と東芝社長が面会 海外原発連携を協議