[…]答申によると、除染の効果で、空間放射線量が大部分で毎時0.8マイクロシーベルトを超える世帯はないと報告。比較的線量が高い地点も一部に散在し、局地的な除染や遮蔽(しゃへい)のための覆土などの適切な対応が必要と指摘した。
放射線による健康影響については、避難指示解除を判断するための準備宿泊で1人の個人線量計を使って推計した結果、追加被ばく線量は年間1.6ミリシーベルト程度で「低いレベル」と評価した。ただ、対象が1人にとどまっており、今後も被ばく線量を基にきめ細かな相談対応を充実すべきだとした。
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