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国際学研究所講演会「福島原発事故『もう一つの福島』の視点~棄民から起民へ」1/18(水)via 桜美林大学

千年に一度と言われる未曾有の東日本大震災に伴い、人災である東京電力福島第一原発事故が起きてから間もなく丸6年。この間、演者は福島を拠点にしたジャーナリズム活動の中で、様々な出来事を見て、体験し、あるいは考え、行動し、議論してきた。しかしその一方で、周辺化された人々、不可視化された状況への照射の不十分さを率直に認めなければならない。しかもその問題—避難、損害、被ばく、環境汚染、人権など—は、その様相を変えながらも、いまだに継続し、解決したとは言い難い。 そうした問題に、名もなき人々、ごくごく「普通の」「平凡な」市民が、今もなお、日々営む生活の場で、どのように立ち向かっているのか。何を見て、何を語っているのか。大手メディアや公式な書面には一切記録されない「もう一つの福島」の姿を紹介するとともに、棄民から起民(Upstanders)への動きとして捉え、世界最悪の原発事故に数えられることになった福島原発事故の深層を考える一助にしたい。 講師 藍原寛子 ジャーナリスト(元・福島民友新聞社記者) 日時 2017年1月18日(水) 17:30~19:00 場所 町田キャンパス太平館A303 参加費 無料 お問い合わせ 桜美林大学国際学研究所 Email : iis@obirin.ac.jp URL : 研究所ホームページ    原文

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検証委、川内東部の避難解除「妥当」 村長「時期こだわらない」via 福島民有

[…]答申によると、除染の効果で、空間放射線量が大部分で毎時0.8マイクロシーベルトを超える世帯はないと報告。比較的線量が高い地点も一部に散在し、局地的な除染や遮蔽(しゃへい)のための覆土などの適切な対応が必要と指摘した。  放射線による健康影響については、避難指示解除を判断するための準備宿泊で1人の個人線量計を使って推計した結果、追加被ばく線量は年間1.6ミリシーベルト程度で「低いレベル」と評価した。ただ、対象が1人にとどまっており、今後も被ばく線量を基にきめ細かな相談対応を充実すべきだとした。 もっと読む。

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ふるさと:原発事故23カ月 2度、国に捨てられた via 毎日jp

東京電力福島第1原発事故に見舞われた橘柳子(りゅうこ)さん(73)は、福島県浪江町権現堂の自宅から夫(76)と帰省中だった妹(63)の3人で避難する車の中で、旧満州(現中国東北部)から命からがら帰国した68年前の逃避行を何度も思い出していた。 「戦争が終わっても、国からは具体的な引き揚げの指令は来なかった。原発事故が起きた後も一緒。人生で私は2度、国に捨てられ、棄民になった」 (略) 第二のふるさと・ 浪江町に原発建設計画が浮上すると反対運動に加わった。保護者には原発関係者も多かったが、「原発から放射能が漏れたら、どうなると思う?」と問いかける など、原発の危険性を考える授業にも取り組んだ。それだけに、「事故が起きてしまったのは自分たちの力が足りなかったから」と自責の念に駆られ、今も落ち 込む時がある。 原発事故からの避難で、首をかしげたくなる国や県の対応を経験した。甲状腺がん予防のため、避難所で子 どもにヨウ素剤を飲ませるように訴えたが、聞き入れられなかった。橘さんをはじめ多くの人が浪江町からの避難に使った国道114号方面には原発から高濃度 の放射性物質が流れていて、そのことをSPEEDI(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)は示していたが、すぐには公表されなかった。 「なにかあると、いつも苦しめられるのは民衆。終戦後と原発事故後の避難は、徒歩が車に変わっただけ」 全文はふるさと:原発事故23カ月 2度、国に捨てられた

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