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【あなたたちの40年目へのメッセージ スリーマイル島から福島へ】via Saki Okawara (Facebook)&Nuclear Hotseat

【あなたたちの40年目へのメッセージ】 「今年の3月28日は、スリーマイル島原発事故から40年でした」という出だしから始まるメールがノーマ・フィールドさんから届き、そこに綴られた内容は、私にとっても「スリーマイル島の現実は想像を絶するもの」でした。ノーマさんは、40年目のスリーマイル島原発事故の集会などに参加し、そこで見聞きしたことを伝えてくれました。(後に要約します) […] 8年後の福島で、既に原発事故の被害はなかったかのようにされて、被害者の声が届かなくなっている現在、スリーマイル島原発事故を生き延びて反核の活動を続けているリビーさんの言葉に勇気づけられるものがありました。このメッセージを多くの日本人、福島県民、原発事故の被害者に読んでもらいたいと思い、ノーマさん経由でリビーさんと藍原さんの許可を得て、再度丁寧に訳していただき、face bookにUPすることにしました。以下、長くなりますが、読んで拡散していただければありがたいです。 *リビー・ハレイビさんは、写真一番手前にいる女性です。彼女は「これが今まで写された写真の中で、最も自分の真実を伝えるものだ」と。 […] <1回目のメールの要約・40年後の現実>ノーマさんより 3月28日はスリーマイル島原発事故から40年。リビー・ハレイビさんというジャーナリストに同行した。彼女は事故当時、たまたまカリフォルニアから友人を訪ねて来ていた。事故直後は全国のみならず、世界中から報道陣が押しかけてきていて、リビーさんは記者会見の会場に潜り込み、フリーのカメラマンにお金を払い、自分がその場にいたことの「証拠写真」を撮ってもらうことにした。カメラマンはすでに事故現場に接近していたので、将来どんな子どもが生まれてくるかと心配し、いかにも早く切り上げたそうだった。しかしリビーさんはそれほど気にせずにいて、後から自分の無知をどれほど悔やんだか。リビーさんは事故後カリフォルニアに戻り、長くこの問題を封印してきたが、福島での原発事故がきっかけとなり、核のこと被曝のことを猛烈に勉強して、毎週1回1時間の反核、反原発の視点での番組をインターネットで配信するようになった。 3月28日の午前3時、スリーマイル島原発の前に人々が集まり、ろうそくを持って4時直前に黙祷。亡くなった人を追悼し、決意を表明する。集会の後、原発事故後40年活動を続けてきた「ふつう」の主婦から話を聞いた。家族が病気になることを予想して、最良の医療を受けられるように1人は看護師となった。彼女のパートナーは何種かの皮膚癌で手術10回。息子は14才のときに非常に珍しい、指の爪の下に皮膚癌ができ、指の先を切断。娘は50才でもっとも深刻な皮膚癌が腹部の壁(?)に見つかった。「いくども死と死の段階をくぐってきた」と話した。もう一人は孫娘にリンパ腫が発生し、彼女は孫娘に連帯を表すために、頭髪をそり落とした。これらは氷山の一角に過ぎない。事故当時スリーマイル島を離れた人たちは、広いアメリカ大陸に離散したので、その後は全くわかっていない。たった3,4年前に健康被害を訴えるフェイスブックグループが設立され、今、メンバーが4000人弱。 母親たちのグループ以外にも、事故前から活動をしていたグループがある。こちらは男性が多いが、そのメンバーのひとり、メアリー・ステイモス・オズボーンさんはずっと異変が見える植物を集めていて、そのコレクション(約1000点)が国立スミソニアン博物館に収められたのは大きな成果で、驚きでもある。 後からスリーマイルに入ってきた人たちはなにも知らない様子。 何よりも心に残ったのは、お母さんグループの代表格の女性の言葉。「2011年はここにろうそくを持って立ちながら、福島のために泣いた。そして、罪悪感すらあった。私たちがもっとがんばっていたなら、福島の人たちが苦しまなくてすんだのではないか」と。 藍原寛子さんへ リビー・ハレイビ (訳:ノーマ・フィールド) 今回スリーマイル島で見聞きしたことには福島原発事故の40年後を垣間見る思いをした、と語る藍原寛子さん。大きな打撃を受けた日本の人々にどんなことが起きているだろう。そういう藍原寛子さんにこう伝えたい。 •32年後、あなたたちの40周年が回ってきたとき、誰も彼もに言われることでしょう。福島で放射能のために命を落とした人など一人もいなかった、と。がんも甲状腺障害も流産も先天性障害も心臓麻痺も自己免疫疾患もすべて原発3基のメルトダウンと爆発がまき散らした放射能といっさい関係ない、とも言われるでしょう。•病にも苦しみにも賠償はなく、たいした同情も寄せられないでしょう。不安を漏らせば冷笑され、当局には無視され、健康調査や検査やデータ収集を呼びかけても誰も聞く耳をもたないでしょう。つまり、将来、人々が問題の元を辿ろうとしても、それを助ける証拠を蓄積することは叶わないでしょう。•お金の力で増幅され、大声で発信される決まり文句はいつだってあなたたちの言葉をかき消してしまうことでしょう。あなたの真実など真実ではない、と。あなたが自分で獲得したと考える知識など知識ではない、と。黒は白、上は下。アリスよ、もう鏡を通り抜けたのだからいい加減におだまり!さっさとどこかへ行っちまえ! そんなふうになっているでしょう。 しかし、それだけではありません。 •小さなヒーローの一団もそこにいます。ひろいこころとふかい知性の持ち主である女性と男性。互いに手を差 し伸べて、真実を共有し、記憶し、伝えることの大切さを知っている人たち。真実には癒やす力があり、どんなに辛くても、知るほうが知らないで麻痺状態で生きていくよりよい、ということをしっかりわかっている人たち。•なにが起こり、人々にどういう影響を及ぼし、そしてその悪が二度と繰り返されないためになにが必要かを学ぶための闘い。この闘いに他の人をも惹きつけられることをこの一団はわかっている。•核(ヌークリア)という狂気に反対する声は沈黙に追いやられることは絶対にない。いや、強くなっていくだろう。どんなにひどい時代でも、この声は大きくなっていく。勝利を勝ち取るまで。•「活動家」(アクティビスト)とは、権力者が無視しようとする不正に立ち向かう、ふつうの市民のための名誉のバッジ。 スリーマイルの事故は実際に起こった。放射能は放出された。人も環境も被害を受けた。政府も事業者も(原発の)メーカーもだれひとり責任を取らなかった。言い訳ばかり並び立て、宣伝し、押しつけ、しまいには真実にまで祭り上げた。責任回避のための大げさでゆがんだ言い訳に過ぎないのに。空気中の放射線量を測るモニターが稼働していなかったって?血液検査も結果がやっかいかもしれないから必要ないと?犬が宿題をぺろっと食べたことにするための工作だ。(訳者:証拠隠滅を子どもが宿題をしなかったことへの言い訳に例えている。) 核に対する闘いに半減期はない。恒久の闘いなのだ。あるいは、プルトニウムのアイソトープが存在するかぎり—といえば、人間にとっては永久のこと。だから私は「核の真実」を探し求め、見つけたときは正確に、だれにでも、どんな形でも拡げ、それをできる限りながく続けることを自分の神聖な任務だと考えています。みなさんもやってください。そして次世代へバトンタッチしましょう。また、どうやってその先の世代へバトンタッチするかも教えていきましょう。 これはダビデとゴリアテの戦いみたいに思えるかもしれませんが、あの勝負はダビデの勝利に終わったことを思い出してください。 日本語訳(ノーマ・フィールド)https://drive.google.com/…/1kIPbB6xQgPA_5BzNgsNi9yuNa…/view… 英語原文https://drive.google.com/…/1K7TZ3CaCCra-gX7kKILtZ3EL9…/view… nuclearhotseat.com/…/three-mile-island-40-special-libbe-ha…/ 全文

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国際学研究所講演会「福島原発事故『もう一つの福島』の視点~棄民から起民へ」1/18(水)via 桜美林大学

千年に一度と言われる未曾有の東日本大震災に伴い、人災である東京電力福島第一原発事故が起きてから間もなく丸6年。この間、演者は福島を拠点にしたジャーナリズム活動の中で、様々な出来事を見て、体験し、あるいは考え、行動し、議論してきた。しかしその一方で、周辺化された人々、不可視化された状況への照射の不十分さを率直に認めなければならない。しかもその問題—避難、損害、被ばく、環境汚染、人権など—は、その様相を変えながらも、いまだに継続し、解決したとは言い難い。 そうした問題に、名もなき人々、ごくごく「普通の」「平凡な」市民が、今もなお、日々営む生活の場で、どのように立ち向かっているのか。何を見て、何を語っているのか。大手メディアや公式な書面には一切記録されない「もう一つの福島」の姿を紹介するとともに、棄民から起民(Upstanders)への動きとして捉え、世界最悪の原発事故に数えられることになった福島原発事故の深層を考える一助にしたい。 講師 藍原寛子 ジャーナリスト(元・福島民友新聞社記者) 日時 2017年1月18日(水) 17:30~19:00 場所 町田キャンパス太平館A303 参加費 無料 お問い合わせ 桜美林大学国際学研究所 Email : iis@obirin.ac.jp URL : 研究所ホームページ    原文

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福島母激怒!県から届いた「甲状腺検査必要ない」の仰天通達【前・後編】via 女性自身

「娘は3年前に、県の検査を受けて甲状腺がんと診断されました。検査や治療をしている福島県立医大が混んでいて、再検査に半年待たされているうち に、リンパ節に転移してしまったんです。もう少し早く検査・手術ができていれば、再発や転移のリスクも減らせたはず。それなのに、検査を縮小するなんてあ りえない」(50代女性・郡山市在住) 福島県内で、甲状腺がんと診断された患者や母親が、こんな怒りの声を上げている。なぜなら、福島県で原発事故後に実施されている、子供の甲状腺検査を縮小しようとする動きがあるからだ。 福島県では、原発事故後、放射線の健康影響を調べるため、「福島県民健康調査」が実施されている。事故当時18歳以下だった約38万人に対して行わ れている甲状腺検査も、この一環。福島県が甲状腺検査を行っているのは、`86年のチェルノブイリ原発事故のあと、ロシアなどで子供の甲状腺がんが急増し たから。国際機関も、被ばくの影響で増えたと認めているがんだ。 子供の甲状腺がんは、通常100万人に2〜3人の割合で発生する病気。福島県でも事故後2巡目の検査までに、174人の子供の甲状腺がん(悪性含む)が見つかり135人が手術を受けた。それでも福島県などでは被ばくの影響は考えにくいとしている。 (略) 「今回は、反対の声が多くあがったので、検査縮小の議論を強行できなくなったのでは。注意しないと、また縮小の話しが持ち上がるかも」 実際、検査縮小の準備は、福島県自体が着々と進めていたことがわかっている。 「これ、見てください。これを読んだら、検査なんて受けなくていいと思いますよね」 いわき市から東京都に母子で避難中の今井美幸さん(仮名・40歳)は、そう言って、福島県から検査対象者に送られてきた「甲状腺検査のお知らせ」という書類を見せてくれた。そこには、現在行われている3巡目の検査について、こんな文言が書かれていた。 「甲状腺の特性上、治療の必要のない変化も数多く認めることになり、ご心配をおかけすることもあります。そのため、甲状腺の超音波検査による検診は、一般的には行われてきませんでした。(後略)」 まるで、検査を受けないほうがいいかのような書き方だ。しかし、記者が15年までに行われていた2巡目の検査対象者に送られた「甲状腺検査のお知らせ」を入手したところ、3巡目になかった文言が。 「検査1回目の受診の有無や検査結果にかかわらず、受診することをおすすめします」 福島県は2巡目の検査まではこう記し、甲状腺検査を受診することを推奨していた。さらに注目すべきなのは、3巡目の検査から検査の同意書に「同意し ません」という欄が新設されていたことだ。ここにチェックを入れると、追加で検査案内があったとしても、もう送られてくることはないという。だが事実上の “検査縮小”だと思わせる動きはこれだけではなかった。 「甲状腺検査のお知らせ」とは別に、県から送られてくるA4版4ページの「甲状腺通信」という冊子がある。 16年8月発行の1ページ目にあるQ&Aの項目には、「甲状腺検査は必ず受診しなければならないのでしょうか?」との問いが……。その答え には、「小さな甲状腺がんは、治療をしなくても多くは生命に影響しない。個別には、どれが進行する甲状腺がんなのかを十分に識別することは困難です」など と、あたかも、甲状腺検査は必要ないと誘導するかのような文章が並んでいる。 (略) しかし14日の「県民健康調査」の在り方を議論し検査結果を評価する「県民健康調査検討委員会」の会見で「甲状腺検査のお知らせ」から受診を勧める 文言が削除されたのはなぜかと尋ねられても、担当課長は口ごもるばかりだった。県の検査に詳しい医療ジャーナリストの藍原寛子さんはこう危機感をあらわに する。 「検査に“同意しない”子が増えると、学校の検査で、受けたい子が受けづらい空気になる。検査を縮小する口実にされてしまう恐れがある」 じつは、前出の検討委員会の座長である星氏も8月の地元紙の取材に「検査することで具体的に“デメリット”を被った人もいるので、甲状腺検査の対象 者を縮小することも視野に入れ、検査体勢を再検討する」と語り波紋を呼んでいた。記者は、星氏を直撃し、縮小の論拠のひとつになっている、検査を受けるデ メリットについて聞いた。 「“デメリット”ですか? 数年ごとに検査を受けなくちゃいけないし、再検査になれば細胞診も受けなくちゃいけない。がんの疑いありと診断されたら、手術で傷が残ったり薬を飲み続けなくちゃいけなくなったりすることも」 しかし、早期発見をして治療することは、検診の“メリット”でもあるはずだが――。 (略) 子供の甲状腺検査を含む「県民健康調査」は、「県民の健康を長期的に見守る」という名目で始まっている。わずか6年目にして規模縮小の議論が出る背景について前出の藍原さんはこう語る。 「国が、低線量被ばくの影響を隠蔽し、今も続いている広島・長崎の原爆訴訟や、今後、起こるかもしれない福島の健康被害の賠償などを認めたくないからでは」 これ以上、子供の命が切り捨てられることがあってはならない。 全文は福島母激怒!県から届いた「甲状腺検査必要ない」の仰天通達【前編】 福島母激怒!県から届いた「甲状腺検査必要ない」の仰天通達【後編】

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福島の“甲状腺ガン”健康調査検討委員会は問題がありすぎる! 患者のデータを医大が隠そうとする理由とは via 週プレNews

福島で甲状腺がんが多発している原因が福島第一原発からの放射線かどうかを専門的な立場から助言するために県が設置した「県民健康調査検討委員会(検討委)」。 チェルノブイリ原発事故では子供の甲状腺がんが多発した。そのため福島でも疑ってかかるべきなのだが、実際には逆方向へと進んでしまっている。 このままではがん患者が見殺しにされかねない事態になりそうだ。一体、何が起こっているのか? ■チェルノブイリ同様、5歳以下からがん患者が 6月6日に福島市で開かれた「第23回県民健康調査検討委員会」。放射線被曝(ひばく)と甲状腺がんの因果関係を調べるこの有識者会議で、県民や報道陣が傍聴する中、福島の事故当時18歳以下だった子供の甲状腺がんが、さらに15人増えたことが報告された。 これでがんと確定したのは131人になったのだが、今回、この15人の中に当時、5歳以下の子供が加わっていたことが初めてわかり、傍聴人の間に衝撃が走った。 もともと小児甲状腺がんの発症率は、100万人当たり年間2人程度といわれている。それが原発事故後の福島では、約38万人いる18歳以下に対して、5年で131人ががんと診断された。34倍以上の明らかな「多発」といえる。 だが、検討委は「過剰診断が多発の理由であり、放射線の影響は考えにくい」としてきた。過剰診断とは、本来は診断する必要もなかったが、調べてみたら見つかってしまい、手術までしてしまった診断のことだ。 (略) ところが、今回初めて5歳以下の患者が出た。県や医大は公表していないが、事故当時、いわき市に在住していた5歳の男児が、今年5月頃に手術を終えたとみられていることが取材でわかったのだ。これで検討委の「被曝と関係なし」とする根拠のひとつが崩れたことになる。 だが、記者からの質問に答えた星北斗座長はこう突き放した。 「恣意的に公表しなかったわけではなく、全体的に判断すること(だと考えている)。この先どのくらい5歳以下の患者が出てくるのか検証する必要はあるが、放射線の影響は考えにくいとするいままでの論拠を、これで変更することはないと考えている」 つまり、ひとりぐらい5歳以下から患者が出ても、被曝と関係があるのか議論することはしない、ということだ。こうした検討委の姿勢に、福島の甲状腺がんの患者や親が集まる「311甲状腺がん家族の会」代表世話人の千葉親子(ちかこ)氏はこう怒りをにじませる。 「星座長の言葉は言い逃れにしか聞こえません。5歳以下の子供にがんが見つかったのだから、きちんと検証をしないといけないはず。第一、今の甲状腺がん多発についても『過剰診断』と言っていますが、もっと被曝の影響をちゃんと検査をして調べるべきです」 ■患者のデータを医大が隠そうとする理由 そもそも検討委は、以前から結論ありきの組織ではないかとの批判が多い。福島の甲状腺がん問題に詳しいジャーナリストの藍原寛子氏が解説する。 「4年前、検討委は秘密会を開いて県民が知らないところで大事なことを決めていることがわかり、大きく批判されました。当時の座長だった山下俊一氏 らのメンバーは、それをきっかけに代わりましたが、検討委の本質は今でも同じ。放射線の影響は考えにくいとした今年3月の中間とりまとめにしても、どうい う議論がされたのかさっぱり見えてきません。 初めのうちは、予防医学につなげるようなことを言っていたけど、フタを開けてみると疫学的な分析も不十分な上、チェルノブイリなどほかの地域との比 較もおざなりで、都合のよいデータしかつまみ食いしないのです。実際のデータさえきちんと比較分析していないのに自分たちは科学的だと言う」 秘密会とは、検討委員会に先立って非公開の会議をこっそり開催し、調査結果に対する見解を「がんと原発事故の因果関係はない」とするよう擦(す)り合わせしていたものだ。この問題は県議会でも取り上げられ、村田文雄副知事(当時)が陳謝する事態に及んだ。 藍原氏は、検討委の人選もありえないという。 「まず当事者である患者が入っていない。これでは県民のための調査といえません。それに委員は東京や長崎から来ていて、福島で患者を実際に診ている 人がほとんどいない。星座長は地元ですが、医師免許を所有していても病院の経営者で、実際に患者を診ていないのです。そもそも甲状腺の専門外の委員がほと んどだから、バラバラに好きなことを言って終わってしまっているのが現状です」 全文は福島の“甲状腺ガン”健康調査検討委員会は問題がありすぎる! 患者のデータを医大が隠そうとする理由とは  関連記事: 福島の甲状腺がん患者が“抹殺”される? なぜ県の検討委員会は「被曝影響は考えにくい」と言い切れるのか via 週プレNEWS

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東電メルトダウンマニュアル隠し――隠蔽体質に住民が抗議 via 週刊金曜日

「メルトダウン(炉心溶融)と知っていたら、早期にもっと多くの人が避難できた」「命よりもデータが大事なのか」――。 社内マニュアルに従えば、2011年3月14日の時点でメルトダウンと判断し、国に報告すべきところ、東京電力は自社マニュアルも無視し、2カ月も 後になって明らかにした。福島県の浜通り住民らは3月17日、この件について東電に抗議文を提出、隠蔽の経緯を明らかにするよう求めた。 抗議文を提出した住民らの要請で開かれた会合の席上、脱原発福島ネットワークの武藤類子さんが東電復興推進室の塩原秀久副室長に書面を手渡した。 (略) 住民側からは「全電源喪失でメルトダウンを疑う状況で、誰でも読めたマニュアルを誰も知らなかったというのは説明になっていない」などの追及が続いたが、最後まで明確な回答はなかった。 同日、東電第三者委員会の初会合が非公開で開かれたが、定例記者会見で東電本店広報部は「抗議文については承知していない。第三者委員会の公開や調査は委員会に任せてある」との紋切り型の回答を繰り返すのみだった。 「2月の新潟県の安全管理に関する技術委員会で追及されなければ、この事実は今も隠されていた。震災から5年、事故を経ても東電の隠蔽体質は変わっ ていない」と武藤さん。いまだに地元住民は嘘をつかれ、隠され、騙され続けている。いったいいつまでバカにされ続けなければならないのか。 (藍原寛子・ジャーナリスト、3月25日号) 全文は東電メルトダウンマニュアル隠し――隠蔽体質に住民が抗議

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