Daily Archives: 2015/01/04

ビキニ水爆実験:船員被ばく追跡調査 福竜丸以外で初 厚労省 via 毎日新聞

 1954年に静岡県焼津市のマグロ漁船「第五福竜丸」が被ばくした太平洋ビキニ環礁での米国の水爆実験を巡り、厚生労働省が近く、当時周辺で操業していた他の船員について健康影響調査に乗り出すことが分かった。被災船は全国で少なくとも500隻、被災者は1万人に上るとされるが、国はこれまで福竜丸以外の船員の追跡調査をしてこなかった。当時の放射線検査の記録が昨年見つかったことを受けたもので、ビキニ水爆実験での被害の位置づけが大きく変わる可能性が出てきた。(2面に「質問なるほドリ」、社会面に関連記事) 水爆実験では54年3月14日に福竜丸が帰港した後、他の漁船やマグロからも放射線が検出された。同18日に国は東京など5港を帰港先に指定。放射線が一定基準(距離10センチで毎分100カウント=放射線測定器の計測値)を超えた漁獲物を廃棄処分し、船員についても毎分500カウントを超えれば精密検査を行うとしたが、同年末で放射線検査は打ち切りに。翌55年1月4日、米国側の法的責任を問わない「慰謝料」として200万ドル(当時のレートで7億2000万円)を日本側が受領することで「完全な解決」とする日米交換公文に署名、政治決着させた。  55年4月に閣議決定した慰謝料の配分先には福竜丸以外の船員123人の治療費や992隻が水揚げした汚染マグロなどの廃棄経費も含まれていた。しかし、国はその後、こうした船員らについて全くフォローをせず、86年3月の衆院予算委分科会で今井勇厚相(当時)は当時の記録の存在を否定した上で「30年以上前のことで調査も難しいし、対策を講ずることは考えにくい」と答弁していた。  国の対応を転換させたのは、高知県で80年代から船員の聞き取りを進めてきた市民団体「太平洋核被災支援センター」の活動。山下正寿事務局長は、被災時に厚生省がまとめ外務省を通じて米国側に提供した検査記録の一部を同省が2013年に開示したことを受け、基になった記録の開示を14年7月に厚労省に求めた。  同9月、厚労省は延べ556隻、実数473隻の船員の体表面などを検査した記録を開示した。厚労省幹部は「過去に薬害エイズもあり、『資料を隠していた』と指摘されることに厚労省は敏感だ」と話し、記録開示の延長線上で船員らの健康影響調査をせざるを得なくなったことを示唆する。 もっと読む。

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Utilities balk at safer storage of spent nuclear fuel to avoid ‘wasted investment’ via The Asahi Shimbun

Power companies have resisted government calls to construct safer storage facilities for spent nuclear fuel and are instead waiting for a fuel reprocessing plant to finally start running after nearly two decades of delays. The utilities say that building dry … Continue reading

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Government should eliminate, not modernize, nuclear arsenal via The Buffalo News

Cheating on required monthly exams, low morale and security lapses are all problems that have been cited in missile facilities across the United States. At the third Humanitarian Impact of Nuclear Weapons Conference held in Vienna, Austria, last month, Eric … Continue reading

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Pilgrim nuclear plant expands waste storage to concrete casks via The Boston Globe

Massachusetts’s only nuclear power plant said Friday that it would begin packing its spent fuel in super-tough concrete-and-steel containers. Previously, all of the nuclear reactor fuel rods from the Pilgrim Nuclear Power Station in Plymouth were submerged in a deep … Continue reading

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ドイツの社会学者、ウルリッヒ・ベック氏死去 via Yomiuri online

 DPA通信によると、ドイツの社会学者ウルリッヒ・ベック氏が1日、心臓発作のため死去。70歳だった。  出版関係者が3日、明らかにした。  ドイツを代表する社会学者で、現代の社会が抱えるリスクを分析 した著書「危険社会」(1986年)が代表作。環境汚染や原発事故、国際テロなどは、近代化成功に伴うリスクとの見方を示し、チェルノブイリ原発事故に見 舞われた世界に大きな影響を与えた。東日本大震災についても提言した。 続きはドイツの社会学者、ウルリッヒ・ベック氏死去

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福島事故 放出セシウム 隅田川底土 続く蓄積 via 東京新聞

東京電力福島第一原発事故の放射能汚染問題で、本紙が新たに東京の都心部を流れる隅田川の底土を調査したところ、かなり高い濃度の放射性セシウムが長期的にたまり続ける可能性の高いことが分かった。川は大きく蛇行し、流れが緩いことが大きく影響しているとみられる。  本紙は首都圏の湖沼や東京湾、福島県の農地などで汚染の調査を続け、今回が六回目。  十月から十二月にかけ、隅田川最上流部の岩淵水門(東京都北区)から日の出桟橋(港区)まで八地点(橋では左右両岸)で底土を採取。  荒川は九月に実施した河口部に加え、埼玉県秩父市まで採取した。底土は乾燥させた後、それぞれ八時間かけ、セシウムの放射能濃度を測定した。  その結果、荒川は河口域で一キログラム当たり三〇〇ベクレルを超える汚染が確認されたが、さかのぼっていくと濃度が急速に低下。河口部から約十七キロの江北橋(足立区)では一〇〇ベクレルを下回り、もっと上流部では五〇ベクレルを下回るレベルだった(詳細は分析中)。  一方、隅田川は一四六~三七八ベクレルと全般的に濃度が高く、浅草周辺などの中流域が高かった。水がよどみやすい蛇行部の内側は濃度が高くなる傾向も確認された。 続きは福島事故 放出セシウム 隅田川底土 続く蓄積

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