Monthly Archives: May 2014

「美味しんぼ」の鼻血問題:敵を見誤ってはいけない 舩橋淳 映画監督 via Huffington Post

2014年05月13日 「美味しんぼ」の鼻血問題について、双葉町や僕の知っている方々も巻き込まれて物議をかもしているので、僕の意見を表明したいと思う。 騒ぎだけがヒステリックに大きくなっているので、まず事実関係をちゃんと把握する必要があると思い、「美味しんぼ」の第604話や、単行本第110 巻「福島の真実」を読んだ。感想としては、地に足の着いた直接取材に基づく、一次情報としての現実描写であるということ。その冷徹で忠実な客観性は、殆ど ドキュメンタリーのそれである。 福島の農家がいかに安全基準をちゃんとクリアすることに苦心し、おいしい農産物を売ろうとしているかを活写している。さらに第110巻では、業者の 買い控えにより財政的な苦境に陥っている農家を描き、その真の原因は、福島第一原発から今も漏れ続けている放射性物質であると、山岡士郎・海原雄山らキャ ラクターの弁を借り、痛烈な批判をしている。 「福島の真実」全編を読むと、福島の豊かな食文化に対する畏敬の念と愛情、それを育んで来た土壌・自然が失われてしまったことへの嘆きが痛切に描かれてい る。そして、そんな状況を引き起こした東京電力と何も有効な策を打ち出せずにいる行政に対する原作者・雁屋氏の憤りがひしと伝わってくる。 福島の人々を貶めようとする意図など全くないのは一目瞭然。むしろ、その逆であり、全編が福島への愛情で貫かれていることを、この件について意見する人間はまず自分の目で確かめて欲しい。 […] 僕自身は映画「フタバから遠く離れて」「放射能 Radioactive」の 撮影を通し、鼻血が止まらない経験を実際した方は井戸川さん以外あったことがない。しかし、双葉町の仮設住宅で喉がひりひりするという方、頭髪、体毛が抜 けたという方には数人会ったことがあり、身体に斑点が出たという話は数度聞いている。噂を増幅させるのは福島の為にはならないので、それよりも映像そのも ので見せるしかない、と僕は思っている。 鼻血に関しては多くの症例が確認できていないだけに、「今のところ」は双葉町役場の言い分も間違ってはいない、しかし継続的に裏付けをとる必要があり、鼻血の事実が確証できればそれは、すぐさま健康障害として認知するべき、というのが僕の見方だ。 […] では、ここで重要なことは何なのだろう? 子供の甲状腺がんの異常発症など、被ばくの影響がはっきりと出ているケースは現在進行形として存在し、僕たちは噂を広めることなく、事実だけを見つめ、それを抑圧・黙殺するのではなく、”予防原則”で対策を講じてゆくことが大事なのではないだろうか。 山岡士郎の鼻血イメージばかりをネットで拡散することこそ、状況を悪化させ、福島を貶めることに繋がる。それこそ風評被害であり、僕らは何が実害で、何が風評被害なのか、現実だけを直視する目を磨かなければいけない。 そして、敵を見誤ってはいけない。 批判されるべきは、漫画の原作者でも、事故の被害者である双葉町でもない。 ストロンチウムを含む全ての核種を検査することなく食物を市場に流し、国際基準よりもよっぽど高い20mSvの被ばく限度を敷いて人々に低線量被ばくを強いている行政こそ、僕らが糾弾し、被ばく回避のための対策を直ぐさま講じるよう求めなければいけない。 現実だけを直視し、根本原因を作った加害者の責任を問い、改善策を求めるのが、僕たちにできることだ。 全文は 「美味しんぼ」の鼻血問題:敵を見誤ってはいけない 舩橋淳  映画監督 当サイト既出関連記事一覧は こちら

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脱原発原告団:連携へ連絡会 10月にも設立 via 毎日新聞

原発の運転差し止めや廃炉を求める全国各地の訴訟の原告団が、横の連携を強化して脱原発運動を盛り上げようと、「脱原発原告団全国連絡会(仮称)」を設立する。北海道や茨城県、福井県などの原告団代表者が30日に札幌市で準備会をスタートさせ、今年10月にも東京で設立総会を開く予定だ。 「泊原発の廃炉をめざす会(北海道)」によると、全国20カ所以上で脱原発訴訟が行われており、弁護団の連絡会は2011年に結成された。だが原告団の組織はなく、廃炉をめざす会共同代表の小野有五・北海道大名誉教授が、4月に福島県であった集会で設立を提案した。 日本原子力発電東海第2原発(茨城県)や九州電力玄海原発(佐賀県)の原告団代表者と、脱原発弁護団全 国連絡会の共同代表を務める河合弘之弁護士らが中心となって、各地の原告団に参加を呼びかけている。関西電力大飯原発(福井県)やJパワー(電源開発)大 間原発(青森県)の原告団などが、参加の意向を示している。 続きは脱原発原告団:連携へ連絡会 10月にも設立

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Why the Cancer Cases in Fukushima Aren’t Likely Linked to the Nuclear Disaster via National Geographic

An increase in thyroid cancer may just reflect the intensive testing of children. Three years after the Fukushima Daiichi nuclear disaster, reports are surfacing of a “cancer cluster.” The Japanese government has reportedly tested 254,000 of the 375,000 children and … Continue reading

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福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 via 47 News

福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第1原発事故による 放射線の影響を調べる甲状腺検査で、対象者の約8割の結果がまとまり、がんの診断が「確定」した人は県が今年2月に公表した数より17人増え50人に、 「がんの疑い」とされた人が39人(前回は41人)に上ることが17日、関係者への取材で分かった。 県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。今年3月までに1巡目の検査が終わり、4月から2巡目が始まっている。 続きは福島の子ども甲状腺がん50人に 県、放射線の影響調査 関連記事:福島の甲状腺がん17人増える via 日刊スポーツ 検査は県内の震災当時18歳以下の約37万人を対象に県が実施。チェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がん増加が確認された。国立がん研究センターによると、10代の甲状腺がんは100万人に1~9人程度とされてきた。

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New Information Provided About Possible Contributor to the WIPP Radiological Event via Department of Energy

The Department of Energy issued the following statement today regarding new information generated during the May 15 entry into WIPP: Since the February 14 radiological release, the Department and its Waste Isolation Pilot Plant have been working deliberately to safely … Continue reading

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美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部 via 朝日新聞

週刊ビッグコミックスピリッツ編集部が「鼻血や疲労感はひばくしたから」という登場人物の発言がある12日発売号の「美味しんぼ」のゲラ(校正刷り)を、発売11日前に環境省にメールで送っていたことが同省への取材で分かった。 環境省によると、1日に編集部から「被曝が原因で鼻血が出ることがあるか」といった内容の質問が電話とメールであった。その際、12日発売号の全ページが添付されたメールも担当者に送られてきた。 同省は「こちらは求めていない。具体的な内容の訂正要求もしていない」としている。質問の回答期限は7日に設定されており、7日深夜にメールで回答したという。 環境省は「他省庁にも関係する部分がある」として、復興庁や内閣府などに12日発売号の内容や編集部の質問内容を伝えた。だが、ゲラそのものについては「未発表の内容で慎重に扱う必要がある」として転送しなかったとしている。 また、12日発売号には「大阪府と大阪市が受け入れた東日本大震災のがれき処理で焼却場周辺住民が健康被害を訴えている」という内容もあり、環境省は2日に府と市に伝えた。府市は8日、編集部に内容を見せるよう要求。9日に訂正と削除を申し入れたが、編集部に「発売直前で応じられない」と断られ、発売日の12日に抗議した。 続きは 美味しんぼ、発売11日前に環境省へゲラ送る 編集部 (無料登録が必要です) 当サイト既出関連記事一覧は こちら

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本紙「ベクレルの嘆き」が受賞 農業ジャーナリスト賞 via 福島民報

(抜粋) ■県民の記録、高い価値 「ベクレルの嘆き」収録の「福島と原発 2」 16日に発表された第29回農業ジャーナリスト賞を受けた連載「ベクレルの嘆き 放射線との戦い」(第3部未知への挑戦)を含む全連載企画は、福 島民報社が今年3月に早稲田大学出版部から発刊した「福島と原発 2 放射線との闘い+1000日の記憶」に収録されている。同賞の選考理由の中で、この 本についても「震災と原発事故を風化させないための『県民の記録』として価値がある」との評価を受けた。 「ベクレルの嘆き 放射線との戦い」は、平成25年1月3日付から11月8日付まで計5部、96回(番外編を含む)に及んだ長期連載で、原発事故に直面 した県民の放射線への不安や葛藤、リスクコミュニケーションをめぐる政府や専門家の対応、農林水産業の現状と再生の取り組み、除染の現状と課題、福島第一 原発の汚染水問題などを追った。 このうち、「第3部未知への挑戦」は25年5月13日付から6月7日付まで計23回にわたり、コメや特産「あんぽ柿」、シイタケの原木の放射性物質低減への取り組みや、漁再開への漁業関係者の挑戦、検査機器開発に向けた研究などを科学的なアプローチで伝えた。 連載の開始以降、「放射線に対する理解が深まった」「福島の現状を理解する手助けになる」など全国から多くの投書やメール、電話が寄せられ、大きな反響を呼んだ。 収録されている本には、作家の柳田邦男さんが「福島で何が起きたのか、安全への納得につながるリスクコミュニケーションはいかにあるべきか、多岐にわた る記者たちの丁寧な深掘取材から生み出されたこの記録と提言は、判断に不可欠の要素を知るうえで必読の書だ」と推薦文を寄せている。 本は46判、ハードカバー(468ページ+口絵8ページ)。「3・11」から平成25年12月4日までの1000日にわたるドキュメントも収録している。定価は2800円(税別)。県内をはじめ、全国の主要書店で販売している。 問い合わせは福島民報社事業局出版部 電話024(531)4182へ。 全文は本紙「ベクレルの嘆き」が受賞 農業ジャーナリスト賞

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Fukushima groundwater to be released to sea next week via Japan Daily Press

[…] The “bypass project” will see groundwater collected from the plant dumped to the ocean near the facility to prevent further accumulation of water that could be contaminated. Initial talks between the government and TEPCO agreed that only water with … Continue reading

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安倍首相の原発政策「一言で言えばインチキ」 菅元首相 via 朝日新聞

民主党の菅直人元首相は17日、名古屋市内で講演し、原発の再稼働を進める安倍政権について「一言で言えばインチキだ」と批判した。菅氏は4月に閣議決定されたエネルギー基本計画が原発の再稼働を「世界で最も厳しい水準」で審査するとしたことについて「政府は安全、安全と言うが、『世界一』の根拠が何も示されていない」と指摘。東京電力福島第一原発の事故を振り返り、「原発が一番安いという考えは完全に破綻(はたん)している」と脱原発を訴えた。 続きは安倍首相の原発政策「一言で言えばインチキ」 菅元首相

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首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写 via 47 News

安倍晋三首相は17日、小学館の「週刊ビッグコミックスピリッ ツ」の漫画「美味しんぼ」で主人公らが東京電力福島第1原発を訪問した後に鼻血を出す場面が描写されたことに関し「根拠のない風評に対しては国として全力 を挙げて対応する必要がある」と述べた。 (略) 原発事故によって住民の健康不安や、農作物、観光産業への風評被害が出ていることに「根拠のない風評を払拭するため分かりやすく情報を提供する」と強調。「政府として今までの伝え方で良かったのかを検証し、正確に情報提供したい」と述べた。 全文は首相「風評に国として対応」 美味しんぼ描写

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