触調査をした溶け落ちた核燃料(デブリ)とみられる堆積物周辺の放射線量が、最大毎時7.6シーベルトだったと発表した。東電は今後進めるデブリの取り出し方法の検討に生かすものの、依然として放射線量は高く、廃炉の難しさが改めて浮き彫りになった。
東電は13日、2号機で調査装置を使ってデブリの性質など調べる調査を実施した。底部に近づくにつれて線量が上がる傾向が初めて確かめられた。(略)
一方、原子炉直下より外側では放射線量がさらに高く、最大で毎時43シーベルトを観測した。調査装置を原子炉下に送るパイプ内で測ったため正確でない可能性はあるが、セシウムなどの放射性物質が格納容器内に広く飛び散ったためとみられる。
全文は福島第1の2号機、「デブリ」周辺で毎時7.6シーベルト
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