国会図書館で、原発に対する宗教団体の方針が書かれた文章を調べてみました。一部原発の是非について態度を明らかにしていない宗教団体もありますが、仏教系とキリスト教系のほぼ全ての宗教団体は原発には否定的です。創価学会も方針ではそうなっています。
来年の参院選は原発政策を問う選挙です。自民党と公明党は原発容認ないしは推進です。国民民主党は原発ゼロ基本法提案に参加せず、原発に対する態度はあいまいです。原発ゼロ基本法の提出者になった立憲民主党など4野党ははっきりと原発ゼロです。
原発は無くすべきという方針を掲げている宗教団体への働きかけを強めたいと思います。「原発ゼロ」を求める宗教団体が原発の維持または推進する方針の政党候補者に投票しないように呼び掛けることで、状況は大きく変わるはずです。
核兵器の廃絶と原発の廃止という「二つの核の廃絶」は全ての宗教団体にとっても重要な課題だと思います。