【ベラルーシ・ミンスク州で伊東一浩双葉北支局長】NPO法人ハッピーロードネット(広野町)が主催するベラルーシ訪問団の高校生は31日午前(日本時間31日午後)、チェルノブイリ原発事故による放射能被害が大きかったゴメリ州ナロブリャ地区から別の土地に移住した住民に当時の状況などを聞いた。
移住者の会に所属するガリーナ・カラシニコワさんら3人が、生徒が宿泊しているミンスクのホテルを訪問。事故直後は詳しい放射線量が分からず、数年後に移住が始まった経緯などを語った。カラシニコワさんらは「子どもたちに放射線から身を守るすべを教えるのは非常に難しかった」と振り返った。
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