楢葉町 住宅奨励金を交付 子育て世帯定住図り /福島 via 毎日新聞

福島第1原発事故の避難指示が一昨年9月に解除された楢葉町が、今春から支給を始めた子育て世帯に対する住宅取得奨励金の交付式が4日、町役場であった。復興の担い手となる若年層の定住を図るための制度で、今春、避難先のいわき市から町内に新築した自宅に帰還した猪狩明弘さん(35)に100万円が渡された。

 5月末現在、楢葉町内に居住するのは、住民登録者の23%に当たる1683人。高齢者が多く、40歳未満は27%にとどまる。

 対象は、18歳以下の子どもか、妊婦のいる子育て世帯▽夫婦どちらかが40歳未満の世帯。町内に新築の住宅を取得し、10年以上暮らすことが条件になる。3年間の実施で、今年度は20世帯分の予算を確保した。これまで4世帯が応募し、3世帯に交付が決まった。

 猪狩さんは富岡町、妻は楢葉町の出身。親子5人での帰還を決意したのは、いわきで町立小学校の仮設校舎に通っていた長女が、今年4月に町内で再開した学校に「友達と一緒に通いたい」と希望したためだ。「娘につらい思いをさせるくらいなら自分が我慢すればいい」と考え、仕事も町内に転職した。

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