福井県庁前の交差点で反原発などを訴える活動について福井県から自粛要請された市民団体のメンバーらが8日、県庁を訪れ、県財産活用推進課の大川淳一郎課長と面談した。提出していた公開質問状に対する回答を受けたほか、「(表現の自由を保障した)憲法に反している」とあらためて県の姿勢に抗議した。
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質問状に対し大川課長は「庁舎管理の一環として配慮を願った」と返答。「公文書を出したことに問題はない」と述べた。これに対し、メンバーらは「ことの重要性を分かっていない」と反発。公文書の文章表現にも疑問があるとして、再度話し合いの場を設けるよう要請した。
団体側は県に謝罪と公文書の撤回を求めて抗議を続ける考え。大川課長は、報道陣の取材に「県の立場を丁寧に説明していきたい」と話した。
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