「原発に頼らず」に後退 「民進党」新綱領案 via 東京新聞

 民主、維新両党は十八日午前、合流に向けた新党協議会を国会内で開き、立憲主義の堅持などを明記した民進党の新綱領案を確認した。当初案にあった原発稼働ゼロを明記した部分は、「原発に頼らない社会を目指す」とあいまいな表現に修正された。

 協議会の下に設置した綱領・政策検討チームが示した当初案では、原発について「二〇三〇年代原発稼働ゼロを目指し、あらゆる政策資源を投入する」と記していた。両党から「綱領にそぐわない」との意見が出たため綱領から外し、基本政策に盛り込むことになった。

(略)

憲法に関しては「新しい人権、地域主権改革など時代の変化に対応した未来志向の憲法を構想する」と記した。

 綱領案は週明けに両党が党内の了承手続きを行い、二十七日に都内で開く結党大会で採択する。

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