福島原発報告、国連が誤記…「翻訳会社が誤訳」via Yomiuri Online

 福島第一原子力発電所事故の影響について、国連科学委員会(事務局・ウィーン)が昨年10月にホームページ上で公表した報告書の日本語版に「(海底の魚の)放射性セシウム濃度が上昇を続けている」という誤記があり、同委員会が訂正していたことがわかった。

(略)

 この報告書は、同委員会が福島事故の影響を総合的にまとめた 2013年の報告書を踏まえ、その後、14年までに発表された新たな研究成果について検討したもの。13年に福島県沖で捕獲されたアイナメ1匹が、1キ ロ・グラム当たり1000ベクレルを超えていたという14年の研究論文を取り上げ、英語で「高い濃度が持続していた」と記述した。

 ところが、この部分は日本語版では「濃度が上昇を続けている」と、風評被害を助長しかねない表現になっていた。論文を発表した水産総合研究センターが昨年11月、誤訳に気付いて同委員会に連絡。同委員会は今年2月3日に訂正した。

全文は福島原発報告、国連が誤記…「翻訳会社が誤訳」

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