福島第一原発で9日午前、汚染水の処理装置の一つで、作業員が誤って配管を外したため、非常に高い濃度の汚染水が漏れました。50分後に漏えいは止まりましたが、漏れた量は最大7トンで、ストロンチウムなどの放射性物質が1リットルあたり3700万ベクレル含まれる非常に高い濃度でした。現場には作業員11人がいて、このうち6人が汚染水に触れて被ばくしました。5人は除染を終え、残る1人も除染中だということです。相次ぐ漏えいについて、原子力規制委員会の田中委員長は「被ばくした量は大きくないと思われるが、不注意による事故の続発は深刻だ」と懸念を表明しました。
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◇各紙の見出し
高濃度汚染水7トン漏えい=作業員6人被ばく—福島第1 (ウォール・ストリート・ジャーナル日本版)
原発汚染水漏えいは推定7トン 作業員6人除染、治療必要なし (岩手日報 )
福島第1原発で汚染水浴びた6人被ばく 東電「健康に影響ない」 (FNNフジニュースネットワーク)
福島第1原発で汚染水漏えい 浴びた作業員6人が被ばく (FNNフジニュースネットワーク)
配管外すミス、汚染水数トン漏れる 福島第一の建物内に (朝日新聞)
汚染水あふれ「レベル0相当」 福島第一、規制庁が見解 (朝日新聞)
原発汚染水漏えいは推定7トン 内部被ばくの可能性低い (琉球新報)
福島原発、淡水化装置から汚染水 作業員が誤り配管外す (琉球新報)
作業員6人が汚染水浴びる (テレビ東京)