敦賀原発で側溝から水あふれる…放射性物質検出 外部漏洩はなし via 産経ウエスト

日本原子力発電は5日、敦賀原発1号機(福井県敦賀市)の廃棄物処理建屋にある「濃縮廃液貯蔵タンク室」で6月、側溝から室内に約1・3トンの水があふれ出し、水から放射性物質を検出したと発表した。含まれる量は国への報告基準の約100分の1に当たる約3万ベクレルで、外部への漏洩(ろうえい)はないという。

原電によると、あふれたのは設備の冷却や洗浄に使った水で、屋外のタンクから浄化設備に向けて移送中に、室内の側溝からあふれた。タンク室から排水できる量以上の水が側溝に流れたためとみられるが、原電は事前に流路の確認をせず、水がタンク室を通ることすら把握していなかった。

6月19日、タンク室での水漏れを知らせる警報が鳴り、社員が室内を確認すると、床に深さ約3センチの水がたまっていたという。

タンク室には、平成13年まで高濃度の放射性廃液を貯蔵するためのタンクが設置されていた。タンクの撤去作業で室内に放射性物質が飛散し、床などに残っており、今回あふれた水に混じったとみられる。

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