福島原発、2号機のデブリ接触調査始まる via 毎日新聞

東京電力は13日午前、福島第1原発事故で炉心溶融(メルトダウン)した2号機で、溶融燃料(燃料デブリ)に直接触れることを試みる初の「接触調査」を始めた。

調査はこの日のみの予定で、午前7時過ぎから原子炉格納容器内に特殊な機器を入れる作業を開始。計画では、作業用配管を通じて伸縮式パイプ(全長約11~15メートル)を挿入し、カメラを取り付けた先端部分(長さ約30センチ)をデブリがある底部まで到達させる。

 この部分には最大2キロまで持ち上げられる2本の「指」(長さ約3センチ)のような部品があり、デブリをつかんだり持ち上げたりして性状を確認する。遠隔で操作し、デブリは移動可能でも炉外には持ち出さない。

(略)

2021年にも本格的に取り出しを始める。【鈴木理之】

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