応募低調な福島の五輪ボランティア 県が追加説明会 via Iza

 2020年東京五輪・パラリンピックを支える都市ボランティアの応募について福島県は12日、目標の4割程度しか集まっていない現状を受け、追加の説明会を18日と19日に開催すると発表した。内堀雅雄知事は「五輪に直接、関わるいい機会。多くの方に応募していただきたい」と参加を呼びかけている。

都市ボランティアは会場周辺で来場者の案内などに当たる。福島県は聖火リレーの出発地となるほか、ソフトボールと野球会場の県営あづま球場(福島市)が五輪最初の競技開催地に予定されるなど「復興五輪」の象徴として期待されている。ところが都市ボランティアの応募状況は低調で、「2月末で1500人」との目標に対し、12日現在の応募者数は623人と半数に満たない状況だ。

(略)

県は昨年12月から11回にわたって説明会を開いてきた。特にあづま球場を抱える福島市から多くの応募者を確保したい考えで、内堀知事は12日の定例会見で「(東日本大震災後の内外からの支援に対する)感謝や復興に進む福島の姿を伝える貴重な機会だ」と改めて参加の意義を強調した。

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