福島県南相馬市で昨年2月、いじめを受け自殺した市立中2年の女子生徒の父親が23日、市の第三者委員会がまとめた報告書について「娘に自殺願望があったようにも書かれていて納得できない」と批判した。
父親によると、報告書では生徒が学校でカッターナイフを取り出し「死んでやる」と言ったことを自殺願望と関連づけられていた。父親は「学校が嫌だったのだろう」と推測。納得がいかないと21日に市教委に伝えたという。「娘には『はっきり分かるまで、もうちょっと待ってて』と声を掛けたい」と話した。
また、報告書の一部が黒塗りにされており、市に開示を要請する方針。
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