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地震で液状化の場合 原発損傷の恐れ 柏崎刈羽 東電、地元に説明せず via 新潟日報

東京電力柏崎刈羽原発6、7号機の重大事故時の排気設備「フィルター付きベント」が、地震で液状化が起きた場合にその影響で基礎を支えるくいが曲がるなど損傷する恐れがあることが9日、分かった。安全対策の重要設備の問題にも関わらず、東電は県や地元などに説明していなかった。こうした東電の姿勢にあらためて批判が集まりそうだ。

東電は地盤改良などの対策工事を計画しているが、「設計が難航し、終了時期は見通せない」としている。

7日には地元住民が同原発の安全性について議論する「原発の透明性を確保する地域の会」が柏崎市で開かれ、地元自治体の首長や地域住民らが参加したが、東電は重要設備に液状化への対策が必要になったことに触れなかった。8日の所長会見でも詳しい説明はなかった。

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東電は最悪の場合、くいが変形し「ベント設備に影響を及ぼす可能性がある」としながらも、「ある程度余裕を持った設計をしている。機能を喪失するかは詳細に評価していないので分からない」と説明した。

ベント設備の他にも非常用の電源車を設置する予定地など、複数の設備が液状化の影響を受ける恐れがあることが新たに判明した。今後、同様の影響を受ける設備が他にないかを調べる方針だ。

柏崎刈羽原発6、7号機は、昨年12月に原子力規制委員会による審査に「合格」した。東電は「個々の設備については(設備の詳細設計をまとめた)工事計画の認可を受ける際に確認してもらう」としている。

東電は規制委の審査で、1~4号機側の防潮堤が液状化によって傾く恐れがあると指摘を受けていた。ほかの設備でも液状化の影響がないか調べていた。

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