2016年4月15日 モーニングショー(テレビ朝日)
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玉川:
さっき先生は構造線の話をされましたけど、
別府ー万年山断層の方から、左下に伸びる方の構造線がずれてる。
で、その構造線の上に、今回気になっている方がいっぱいいらっしゃると思うんですけど、川内原発が乗っかっているわけですよ。
そのポコっと膨れたところ。
「。。。」玉川:
その辺にあるんですけど、そこには今分かっている断層は無いことになっていますよね?
しかしもしかしたら既知じゃない未知の断層がある可能性というのはあるわけですよね?島村:
あります、大いにあると思います。
地震が起きて初めて断層があったということが分かったということも結構あるんですよね。
だから、そういった意味では僕たちが知っている、あるいは人間が知っている分かっている活断層というのは非常に限られていると思います。
玉川:
そうすると、そこに、構造線が斜めに通っているということなんだから、
上には断層があってもなんらおかしくないということになるんですよね。島村:
そうですね、特に中央構造線の一部ですから、中央構造線というのは日本の、ま、日本人が見ていない以前ですか、度々繰り返してきた大活断層帯なんですね、日本最長の。
そういった意味では、その一部が今度初めて日本人が見ているときに地震を起こしたというのが今回の地震ですので、
羽鳥:
別府ー万年山断層帯の方に通っているのが、ここが佐田岬半島ですが、ここに伊方原発があるんですけれども、このちょうど…
島村:そう、伊方原発のすぐ北側を通っています。羽鳥:やっぱり心配ですね、それ。
玉川:心配になりますよね。
羽鳥:
こちらは佐賀県になりますけれども、佐賀に玄海原発。
この佐賀への影響っていうのはどうですか?島村:
この絵を見てご覧になるように、活断層がずいぶんたくさんありますし、分かっているだけでもこれだけありますので、そういった意味では連動するというかお互いに影響するということはあり得ると思いますね。
ただし地球のスケールで影響するということで、それが人間のスケール、つまり明日とか来年とかじゃないかもしれません。
それはわかりません。
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