原発週報:16〜22日 核燃料プール、冷却1時間40分停止 /福島 via 毎日新聞

 【16日】午前7時35分ごろ、第1原発の入退域管理棟で、協力企業の40代男性警備員が体調不良を訴え、約1時間20分後にいわき市内の病院に救急搬送された。東電によると意識はあり、放射性物質による身体汚染はないという。

【17日】東電は、第1原発で汚染される前の地下水をポンプでくみ上げて海に流す汚染水対策「地下水バイパス」で、全ポンプが 約3時間にわたって停止したと発表した。定期点検中で、3系統あるポンプの制御電源のうち1系統を止めたところ、警報が鳴った後にポンプが停止したため、 東電は異常が起きたとみて原因を調査。その結果、異常はなく、1系統でも制御電源を切ると全ポンプが停止する仕組みだったことが分かった。東電はこの仕組 みを把握しておらず、点検手順書にも反映させていなかった。

(略)

【同日】午後1時20分ごろ、第1原発の免震重要棟1階にある電源室で、変圧器の抵抗器が焼けているのを東電社員が発見。この影響で、2号機の使用済み 核燃料プールの冷却が1時間40分停止した。予備電源で復旧し、プールの水温に変化はなかった。構内で排水路の新設工事をしていた作業員がロープ固定用の 金属くいを、地中に電源ケーブルが埋まっているのを知らずに打ち込み、ケーブルに接触して漏電したのが原因。

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