相馬に「イノシシ用焼却炉」着工 2016年4月稼働を目指す via 福島民友

 東京電力福島第1原発事故に伴う避難区域を中心に急増するイノシシを処分するため、相馬市と新地町でつくる相馬方部衛生組合は2日、同市でイノシシ用の焼却炉の建設に着手した。来年4月の稼働を目指す。

建設場所は相馬市光陽にある焼却施設の敷地内で、市と町で捕らえられたイノシシを処分する。60キロ程度のイノシシを1日3頭処理でき、バグフィルターで放射性物質の飛散を防止する。排ガスが含む放射性物質濃度を定期的に測定し、月に1度、市と町のホームページなどで公表する。

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相馬市では捕らえたイノシシを民間のペット火葬場で焼却するなど対応してきたが、処理能力がイノシシの捕獲量に追い付かず、課題になっていた。同組合は、イノシシの増加は原発事故との因果関係が明らかとして、焼却炉の運営費用を東電に賠償請求する方針。

全文は 相馬に「イノシシ用焼却炉」着工 2016年4月稼働を目指す

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