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Monthly Archives: July 2015
東電・吉田昌郎を描いて見えた原発の“嘘” via 日経ビジネスonline
(抜粋) 半永久の「見切り発車状態」と夢物語の高速増殖炉 戦後、日本の原発導入を推進したのは、中曽根康弘(元首相)、正力松太郎(読売新聞社長、A級戦犯)、河野一郎(農林大臣、経済企画庁長官)らで ある。彼らは、日本が第二次大戦に敗北したのは資源の乏しさが原因で、これを克服するために、高速増殖炉によって無限のエネルギーを産み出すことが是非と も必要だと考えた。そして昭和32年に日本原子力発電株式会社(略称・日本原電)が設立され、昭和41年に日本最初の商業用原子炉・東海原子力発電所1号 機が営業運転を開始した。 しかし、導入を急ぐあまり、使用済み燃料をどうやって処理するかの問題は後回しにされ、その状態が今も続いている。高速増殖炉の開発のほうは昭和 41年に始まり、これまで1兆円を優に超える税金が投じられたが、半世紀経った今も実現の目処は立っていない。民間企業なら、とうの昔に事業は打ち切ら れ、責任者のクビが飛んでいるはずだ。 発電コストのごまかし 経済産業省や政府の審議会が発表する燃料別の発電コストでは原子力発電が常に一番安いことになっている。3・11以前に使われていたのは、政府の 総合資源エネルギー調査会の数字で、1キロワット時当たりの発電コストが、原子力5円30銭、水力13円60銭、石油火力10円20銭、石炭火力6円50 銭、LNG火力6円40銭というものだ。しかし、この数字には、地元自治体にばら撒かれる電源三法交付金や、垂れ流しの高速増殖炉開発費用、廃炉費用、事 故処理費用などが含まれていない。 立命館大学の大島堅一教授や慶応義塾大学の金子勝教授からこの点を厳しく指摘され、経済産業省は3・11事故以降、こうした費用も含めて発電コス トを発表するようになった。今年4月の数字では、2030年時点で原子力10円10銭以上、水力11円、石油火力28円90銭~41円60銭、石炭火力 12円90銭、ガス火力13円40銭とされた。 しかし、原発事故が起きる頻度を前回試算(2011年12月)の40年に1度から80年に1度に変え、賠償費用を小さくしたりしている。また原発 の稼働率を70%にしているが、実際の原発稼働率は3・11以前で60~65%(それも定期点検の期間を競うように短くし)、3・11以降は3~25%に すぎない。 (略) 東電の歴史はコストカットの歴史 『ザ・原発所長』執筆にあたっては、吉田所長を含む東電の経営幹部たちが、なぜ適切な津波対策を取れなかったかにも焦点を当てた。原因は一言で言えば、コストカット至上主義である。東電の歴史自体が、コストカットの歴史なのだ。 5重、6重の下請け構造の中で、電力会社が原発作業員に支払う賃金が10分の1になってしまうほど、日本の原発(ひいては電気事業全般)は利権の 温床で、それゆえ電力料金が高く、長年にわたって産業界から値下げ要請に晒されてきた。昭和58年に刊行された東電の30年史を見ても、「コストダウン対 策」「経営効率化」といった言葉が溢れている。1993年から6年間社長を務めた荒木浩氏は、就任と同時に「兜町のほうを見て仕事をする」「東京電力を普 通の民間企業にする」とコスト削減の大号令を発し、3・11事故当時の社長だった清水正孝氏は、1990年代の電力一部自由化の時代に前任社長の勝俣恒久 氏の命を受け、資材調達改革を断行してトップの座を射止めた。東電は、入社と同時にコストカットの文字が頭に刷り込まれる特異な企業風土だった。 そうした社風は、津波対策を怠らせただけでなく、原発の定期点検期間の強引な短縮にも走らせた。原発は13ヶ月に1度、定期点検を行わなくてはな らないが、稼働率アップのため、日立や東芝などのメーカーの尻も叩き、点検期間の短縮に血道を上げていた。平成の初め頃まで90日間かけていたのが、平成 11年頃には40日前後が当たり前になり、同年秋には福島第二原発3号機が36日間という新記録を打ち立てた。被曝線量の限度を守っていると期限内に点検 作業が終わらないので、線量計を外して作業するのが日常茶飯事になっている。 全文は東電・吉田昌郎を描いて見えた原発の“嘘”
Linear No-Threshold Model and Standards for Protection Against Radiation via the Federal Register
The U.S. Nuclear Regulatory Commission (NRC) has received three petitions for rulemaking (PRM) requesting that the NRC amend its “Standards for Protection Against Radiation” regulations and change the basis of those regulations from the Linear No-Threshold (LNT) model of radiation … Continue reading
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廃棄物の埋設予定地を公開 原電の東海原発 via Sankei Biz
日本原子力発電は29日、国内の商業用原発で最も早く廃炉作業が進められている東海原発(茨城県東海村)で、作業で発生した放射性物質濃度が低い廃棄物(L3)の埋設予定地を報道陣に公開した。 L3は現在、鉄製の箱やドラム缶に入れられ、地上2階、地下1階建ての貯蔵施設に仮保管中。埋設予定地には、伐採された木が積み重ねられるなど整備が進んでいることがうかがわれた。 原電担当者は「L3の処分を安全に進めていく」と強調。東海原発の近江正副所長は「廃炉作業を通じ、蓄積したノウハウを電力会社に提供したい」と語った。 続きは廃棄物の埋設予定地を公開 原電の東海原発
東電、4─6月期経常利益は前年比4倍の2114億円 燃料安が追い風 via ロイター
[東京 29日 ロイター] – 東京電力(9501.T)が29日発表した2015年4─6月期連結決算は経常利益が前年同期比4倍の2141億円だった。LNG(液化天然ガス)などの燃料費が前年同期比2231億円減少したことが追い風となり、第1・四半期決算の開示を始めた03年度以降で最高の経常利益となった。 電力業界では、原油や為替相場を反映した燃料輸入価格の増減を電気料金に反映させる調整制度があり、燃料輸入価格が低下すれば一定期間後に料金を引き下げる必要がある。 4─6月期は、燃料価格低下の効果が先行し、料金の引き下げが遅れることによるプラス効果が約1800億円生じた。このプラス効果は燃料の輸入価格が横ばいで推移した場合は、順次解消する。 続きは東電、4─6月期経常利益は前年比4倍の2114億円 燃料安が追い風 関連記事: 東電、輸入燃料費下がり経常益4倍 4~6月期で最高 via 朝日新聞
Revealed: real price of nuclear energy via BDLive
THE price of electricity generated by nuclear power is expected to be higher than that from any other technology except for gas and diesel, two separate and independent analyses have found. The government is pressing ahead with a politically driven … Continue reading
弁護士チャールズ・ボナー氏:福島第一原発事故後、放射能病で米海兵3人死亡、250人が闘病中 via Sputnik 日本
[…] 福島第一原発事故の被害についてはようやく一般に明らかになりはじめたばかりだ。東電は原発の状況はコントロール下にあり、危険はない、との主張を繰り返しているが、東電に対する完全な信頼はない。事故直後、同社の代表らは、人の健康への脅威はない、と発表した。しかしのち、事態がはるかに深刻であることが明らかになった。 最初の感染者は、空母USS Reaganで事故処理支援に駆けつけた米海軍の兵士たちだった。公式情報では、彼らは危険ゾーンの外にいた。しかし結果、彼らのうち、あまりに多くの人が、放射線被曝に酷似した、共通の症候をあらわした。被害者は東電および原発建設に参加したElectric、EBASCO、東芝、日立に対し集団訴訟を起こし、自らのみならず、遺伝的変異が拡散しかねない自分たちの子孫の分まで、補償を求めている。 ボナー弁護士はFukushima Response Campaign運動が主催した公開講座で、次のように語った。 「現在若い海兵250人が様々な疾患に悩まされている。既に3人が死亡した。ある海兵は事故後父親になったが、その子は脳に腫瘍を抱えており、今年3月、生後2年で死亡した」。 弁護士によれば、海兵らは被災地へ派遣される前、政府を相手に訴訟を起こす可能性を放棄する旨、署名を強要されていた。「なぜそれを強制されたのか。なぜなら、原発というものは政府と大企業にしかないものであり、彼らは海兵らが本当に放射線被害を受けたという情報が拡散することを望んでいないからだ。そうすれば有権者らは原子力エネルギーを怖がるに違いないから」 ボナー氏は、この訴訟に関する情報はメディアには故意に取り上げられていない、と指摘する。「あるリポーターが先日この件で私を取材し、背中に気をつけたほうがよいか(つまり危険はあるか)と問うた。私は答えた。「ああ、もちろんさ!」。なぜなら、兆単位の金を黙ってくれる人などいないから。大企業の動きが怖いからといって人々がこの件について書きたてることを怖がっているのは、驚くべきことだ」。 もっと読み、ビデオを観る。
原発停止の自治体、異なる懐事情 敦賀市は税収減、高浜町は増加の訳 via 福井新聞
総務省がまとめた2015年度の普通交付税大綱によると、自治体の財源不足を補う実質交付税額(臨時財政対策債を含む)の福井県内17市町分は前年度比0・6%増の753億6007万円、福井県分は同4・6%減の1535億1703万円となった。市町分は全国の市町村分が3・0%減った中で2年ぶりに増加に転じた。福井県分の減少率は道府県分全体の7・6%減を下回っている。県は「景気回復が全国平均より緩やか」とみている。 […] 市町分が増加に転じたことについて、県市町振興課は「3年に1度の固定資産税の評価替えの年で、地価などの下落率が全国平均より大きかった。固定資産税が減ったことが一番の要因」としている。 実質交付税額の増加率が大きかったのは敦賀市で69・4%(6億5602万円)増、減少率が最も大きかったのは高浜町の16・6%(5988万円)減だった。敦賀市が増えたのは、原発停止の影響で電力会社からの税収が落ちたのが要因。一方、高浜町は原発の安全対策工事で電力会社の固定資産が増えて税収が伸びたため、交付税の減り幅が大きかった。 もっと読む。
原発40年廃炉、見直しは求めず 自民プロジェクトチーム via日本経済新聞
自民党の原子力規制に関するプロジェクトチーム(吉野正芳座長)は28日、9月で発足3年を迎える原子力規制委員会の見直しなどに関する政府への提言の骨子をまとめた。党内で要望がある40年たった原子力発電所は廃炉にする制度の見直しは、世論の慎重論などを踏まえ触れなかった。 […] 東京電力福島第1原発事故後の原子炉等規制法の改正で、原発の運転期間は原則40年に制限した。規制委が安全性を確認すれば最長60年まで延長できる特例があるが、規制委の審査中に40年を迎えると厳格に適用した場合、廃炉に追い込まれかねず、解釈をはっきり明示するよう求めた。 もっと読む。
迫る再稼働:「安定ヨウ素剤の事前配布は不十分」 市民団体、県に抗議 元国会事故調委員も指摘 /鹿児島 via 毎日新聞
九州電力川内原発(薩摩川内市)1号機の再稼働が迫る中、「川内原発30キロ圏住民ネットワーク」など県内外の17市民団体は27日、原発再稼働について、容認する県に対し「命を傷つけ、ふるさとを奪う」などと改めて抗議し、再稼働に反対するよう申し入れた。 申し入れ書で、国の原子力災害対策指針に基づき、原発5キロ圏内住民(3歳以上)の甲状腺被ばくを低減させる安定ヨウ素剤の配布について「3歳未満には事前配布されておらず、どこでどのように飲ませるのか具体化されていない」と指摘。現状での再稼働について「避難計画は欠陥だらけで、訓練も先送りにされている」と批判している。 各団体の代表者らは申し入れ後、県庁で記者会見。メンバーで鹿児島市の医師、青山浩一さんは、避難計画で5〜30キロ圏の住民が放射線量の実測値に応じて避難・屋内退避とされていることに触れ、「今の計画は被ばくしながら避難しないといけない。(安定ヨウ素剤は)1錠5・6円。距離に関係なく事前に個別配布してほしい」と訴えた。 一方、17市民団体は26日、鹿児島市内で「原子力防災を問う全国の集いinかごしま」を開催。福島第1原発事故の元国会事故調査委員会委員で医学博士の崎山比早子さんが「放射線被ばくと甲状腺疾患」と題し報告した。 […]「服用に注意を要する人はいるが、安定ヨウ素剤は副作用が少ない薬剤として知られている」とした。 その上で「服用までに時間が経過するほど(放射性ヨウ素を)阻害する効果が下がる。事故時は平時に取り決めたとおりにならないので、安定ヨウ素剤は自分で持っておいた方がいい」と個別配布の必要性を強調した。【杣谷健太】 もっと読む。
Feds allege Xcel contractors falsified weld tests at Monticello nuclear plant via The Star Tribune
Federal investigators have accused two former contract employees for Xcel Energy Inc. of willfully violating procedures and falsifying reports about safety-related tests of casks filled with high-level nuclear waste stored at the Monticello, Minn., nuclear power plant. The findings released … Continue reading
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Tagged contractors, David Lochbaum, Monticello, Nuclear Regulatory Commission (NRC)
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