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Monthly Archives: June 2015
<原発賠償と分断>交渉自治体が主導を via 河北新報
(抜粋) -営業損害賠償について、福島でも被害が続く限り賠償するべきだとの声が上がっています。 「一定の線引きをしなければ交渉が始まらない面もあるが、風評被害は個々の事情によって規模も継続する期間も異なる。まして福島では地域間で避難状況に違いが大きく、賠償を一律に終了すれば住民が不幸になるのは当然だ」 「そもそも、原子力災害における賠償がどうあるべきか十分な議論がなかったのが問題だ。国も電気事業者も原発推進を見直すつもりがなく、事故を一刻も早く幕引きにすることしか考えていない。JCO事故当時も今も、住民を守るという姿勢が感じられない」 -賠償の継続が自立を妨げるとの意見もあります。 ■ 地域産業育たず 「もともと原発立地自治体は構造的に原子力マネーに依存してきた。農林水産業も商業も育たず、伝統や文化は消え、地域の誇りが失われた。原発事故による汚染と長期避難によって、福島ではさらに多くの地域が金に依存せざるを得なくなっている。事態はより深刻だ」 -賠償はいかに進められるべきでしょうか。 「個別の事情に応じるのが大事だが、福島の事故は規模が大きく、一人一人に合わせた賠償は難しい。せめて地域ごとに異なる賠償基準が必要ではないか」 「避難区域を抱える市町村の働きが重要になる。首長や役人は住民の代弁者だ。住民の現状を把握し、思いをくみ取り、自治体が前面に立って交渉していかない といけない。町や村が住民に寄り添って行動しなければ、国や東電は画一的な対応しか取らない。被災者の自立も遠くなる」 (聞き手は福島総局・高橋一樹) 全文は福島 文化・暮らし <原発賠償と分断>交渉自治体が主導を 関連記事: Fukushima and the Crisis of Democracy: Interview with Murakami Tatsuya via The Asia Pacific Journal
House panel calls out nuclear officials over repeated failures via The Albuquerque Journal
Members of a U.S. House panel said Friday that they are frustrated with decades of security and safety lapses at some of the laboratories, manufacturing facilities and other sites that make up the nation’s nuclear complex. The lawmakers, during a … Continue reading
甲状腺検査1人1000円に 那須塩原、子ども120人受診 ソロプチ宇都宮費用の一部負担via下野新聞
【那須塩原】市民団体「那須塩原 放射能から子どもを守る会」(手塚真子(てづかまこ)代表)が13、14の両日実施する子どもの甲状腺エコー検査に対し、国際ソロプチミスト宇都宮(大橋百合子(おおはしゆりこ)会長)が検査費用として1人当たり500円を負担する。国際ソロプチミスト米国連盟からの支援金を活用。守る会と共催で28日には海の放射能汚染などをテーマにした講演会も市内で開く。 同検査は、全国の医師と連携する「関東子ども健康調査支援基金」に依頼。原発事故で子どもの健康を懸念する保護者の不安などを軽減するため、2014年6月から実施している。 […] 支援金は同米国連盟の女性と女児のための災害援助金。国際ソロプチミスト宇都宮が、宇都宮大の「福島乳幼児・妊産婦支援プロジェクト」を応援した功績が評価されたという もっと読む。
Canada opens comment period on nuclear dump proposed for Lake Huron via The Voice
A month after the Joint Review Panel decided that the best place for a Canadian nuclear waste dump is less than a mile from the shores of Lake Huron, the Canadian Environmental Assessment Agency is calling for public comment on … Continue reading
Nuclear states continue to upgrade arsenals: think tank via Daily Sabah
World stockpiles of nuclear warheads dipped to 15,850 this year, mainly due to cuts by the United States and Russia, a Sweden-based peace research institute said Monday. However, the two nuclear superpowers and the seven other countries with nuclear weapons … Continue reading
脱原発講演会:「発電コスト、安くない」 大島教授、東電を批判 /石川 via 毎日新聞
原発のコスト問題に詳しい立命館大の大島堅一教授(環境経済学)が13日、金沢市内で講演した。大島氏は原発の発電コストが安いとする電力各社の主 張に反論し、東京電力福島第1原発事故で要した対策費を「少なくとも11兆円以上」と指摘。水俣病の原因企業・チッソが数千億円の債務を負った事例と比較 し、「原発事故は経済と環境に桁違いの打撃をもたらす」と警鐘を鳴らした。 (略) 原発事故後、国が原子力損害賠償・廃炉等支援機構を通じて東電に税投入して経営支援しているほか、東電は廃炉費用を電気料金に盛り込んで利用者から徴収している。大島氏は「原発コストは安いと言いながら、廃炉費用すら自己資金で対処できていない」と皮肉った。 また、東電が事故収拾や廃炉、賠償、除染に多額の費用を要しているにもかかわらず、今年3月期連結決算で経常利益が2年連続の黒字を計上したことを指摘。「事故を起こしても黒字なら、電力会社は原発事故を大きな問題ととらえないモラルハザード(倫理観の欠如)に陥る」と批判した。【中津川甫】 全文は脱原発講演会:「発電コスト、安くない」 大島教授、東電を批判 /石川
週のはじめに考える いま、風を待つのでなく via 東京新聞
(抜粋) 来日したヘルマン・ファルク博士との対話は和やかで、答えは終始明快でした。 一九六七年生まれ。三万を超える個人や企業が集まったドイツ再生エネルギー協会(BEE)の代表です。 一問一答を紹介します。 ◆市民が支持した理由 Q ドイツの再生可能エネルギー普及政策は、失敗だったという人もいるようだが。 A 事実を見ていただきたい。ドイツの電力消費量のうち、再生エネによる発電は33%を占めています。系統(供給網)は安定しており、固定価格買い取り制度(FIT)の賦課金で値上がりしていた電気料金も、次第に落ち着いてきています。 Q それはなぜ、市民に支持されたのか。 A ドイツの市民は、再生エネは気候のためにいいものだという信念を持っています。そして、わが家の屋根に太陽光パネルを載せればやがてもうけが出るとの期待もある。理想と利益が推進力になっています。 Q 気候変動(温暖化)対策のためには原発が必要だとする日本政府の考え方を、どう思う。 A 私たちは未来へ向かって進んでいます。福島の現実を見て、二〇二二年までに原発を撤廃すると決めた以上は、後戻りしたくない。ウランの掘削過程などでは二酸化炭素(CO2)を排出するし、そもそも原発がクリーンなエネルギーとは思えません。 Q 雇用のほかには、どんな経済効果が出ているか。 A 石油やガスを買うために、毎年膨大な資金が国外へ流出します。そのほとんどがロシアに入る。ロシアはそれを拡張主義の資金に充てる。対抗上、ドイツも軍備を減らせない。再生エネを普及させれば、軍事支出を削減できて、浮いた予算を国内産業の育成に充てられます。 Q 産業界の抵抗は? A 去年の暮れに、象徴的な出来事がありました。電力最大手のエーオン社が、原発・石炭火力発電部門を切り離して分社化し、本体は、再生エネ事業に本格参入することを決めました。エーオンの決断が、ゲームの様相を変えたのです。 (略) ◆ウェンデを起こそう そして最後にもう一つ、ファルク博士に聞きました。 Q どうすれば、日本でもエネルギーウェンデ(大転換)を起こせるか。 A 地域社会が再生エネの受容性を高めること。市民がそこに参加して、議論し、利用し、出資して、いくつかの利益を得られるような仕組みをつくること。 私たちは風を待つ人ではなく、風を吹かせる人なのです。 全文は週のはじめに考える いま、風を待つのでなく
南相馬:小中生8割、1ミリシーベルト以下…総被ばく線量 via 毎日新聞
東京電力福島第1原発事故で、2012年4月から1年間に、原発から10〜40キロの福島県南相馬市内の小中学生が、体の内部・外部の両方で被ば くした総放射線量は年平均0.7ミリシーベルトで、約8割の小中学生が国の基準値(年1ミリシーベルト)以下だったと、東京大などのチームが米科学誌プロ スワンに発表した。事故後の比較的早い時期を対象に1人ずつ内部・外部合わせた被ばく量を評価したのは初めて。 チーム代表の坪倉正治・東大医科学研究所特任研究員は、最も高い3.49ミリシーベルトだった人も含め、「小中学生が受けた被ばく線量は低く抑えられており、健康影響は心配しなくていい」と指摘する。 南相馬市では11年秋以降、市民を対象に内部被ばくと外部被ばくの両方を定期的に検査している。チームは12年4月から1年間に検査を受けた 881人の小中学生(6〜15歳)のデータを解析した。外部被ばくが線量全体の9割を占め、内部被ばくは99.7%の小中学生が測定器の検出限界を下回っ ていた。 続きは南相馬:小中生8割、1ミリシーベルト以下…総被ばく線量
Notebook With Top Secret Data on Hungarian Nuclear Power Plant Stolen via Sputnik
A notebook containing sensitive information on the planned enlargement of Hungary’s sole nuclear power plant has been stolen from a car belonging to one NPP executive, the Blikk newspaper reported. The incident took place in the capital city of Budapest in May. […] The notebook has not … Continue reading
ハンガリー・パクシュ原発所長の極秘データが保存されたパソコン盗まれる via Sputnik
ハンガリーのパクシュ原子力発電所の所長のパソコンが、車から盗まれた。パソコンには原発の拡張事業に関するものなど、極秘資料が保存されていた。土曜日、ハンガリーの新聞「Blikk」が報じた。 新 聞が政府筋の情報を引用して伝えたところでは、事件が起きたのは先月5月、首都ブダペストで、所長が(報道では氏名が明らかにされていない」 Belgrad rakpart川岸通りで自家用車を止め,所用で数分間、車を離れた間に、車の後部座席に置いてあった鞄が何者かによって盗まれた。その鞄には、パソコン が入っていた。新聞報道によれば、パソコンには、パクシュ原発の拡張計画に関する極めて重要な極秘資料が入っていた。所長は、盗難に気づくとすぐに、警察 や特務機関に通報したが、盗まれたパソコンは現在に至るまで、見つかっていない。 (略) パクシュ原発は、ハンガリー唯一の原子力発電所で、首都ブダペストから約100キロ離れた小都市パクシュ近郊にある。この原発は、1970年代から 1980年代にかけてソ連のプロジェクトにより建設され、ВВЭР(VVER)-440 /V213型原子炉(加圧水型原子炉)4基を有する。ここで作られる電気エネルギーは、国内発電量の約半分を占める 続きはハンガリー・パクシュ原発所長の極秘データが保存されたパソコン盗まれる