Daily Archives: 2015/06/13

週のはじめに考える いま、風を待つのでなく via 東京新聞

(抜粋) 来日したヘルマン・ファルク博士との対話は和やかで、答えは終始明快でした。  一九六七年生まれ。三万を超える個人や企業が集まったドイツ再生エネルギー協会(BEE)の代表です。  一問一答を紹介します。 ◆市民が支持した理由  Q ドイツの再生可能エネルギー普及政策は、失敗だったという人もいるようだが。  A 事実を見ていただきたい。ドイツの電力消費量のうち、再生エネによる発電は33%を占めています。系統(供給網)は安定しており、固定価格買い取り制度(FIT)の賦課金で値上がりしていた電気料金も、次第に落ち着いてきています。  Q それはなぜ、市民に支持されたのか。  A ドイツの市民は、再生エネは気候のためにいいものだという信念を持っています。そして、わが家の屋根に太陽光パネルを載せればやがてもうけが出るとの期待もある。理想と利益が推進力になっています。  Q 気候変動(温暖化)対策のためには原発が必要だとする日本政府の考え方を、どう思う。  A 私たちは未来へ向かって進んでいます。福島の現実を見て、二〇二二年までに原発を撤廃すると決めた以上は、後戻りしたくない。ウランの掘削過程などでは二酸化炭素(CO2)を排出するし、そもそも原発がクリーンなエネルギーとは思えません。  Q 雇用のほかには、どんな経済効果が出ているか。  A 石油やガスを買うために、毎年膨大な資金が国外へ流出します。そのほとんどがロシアに入る。ロシアはそれを拡張主義の資金に充てる。対抗上、ドイツも軍備を減らせない。再生エネを普及させれば、軍事支出を削減できて、浮いた予算を国内産業の育成に充てられます。  Q 産業界の抵抗は?  A 去年の暮れに、象徴的な出来事がありました。電力最大手のエーオン社が、原発・石炭火力発電部門を切り離して分社化し、本体は、再生エネ事業に本格参入することを決めました。エーオンの決断が、ゲームの様相を変えたのです。 (略) ◆ウェンデを起こそう  そして最後にもう一つ、ファルク博士に聞きました。  Q どうすれば、日本でもエネルギーウェンデ(大転換)を起こせるか。  A 地域社会が再生エネの受容性を高めること。市民がそこに参加して、議論し、利用し、出資して、いくつかの利益を得られるような仕組みをつくること。  私たちは風を待つ人ではなく、風を吹かせる人なのです。 全文は週のはじめに考える いま、風を待つのでなく

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南相馬:小中生8割、1ミリシーベルト以下…総被ばく線量 via 毎日新聞

 東京電力福島第1原発事故で、2012年4月から1年間に、原発から10〜40キロの福島県南相馬市内の小中学生が、体の内部・外部の両方で被ば くした総放射線量は年平均0.7ミリシーベルトで、約8割の小中学生が国の基準値(年1ミリシーベルト)以下だったと、東京大などのチームが米科学誌プロ スワンに発表した。事故後の比較的早い時期を対象に1人ずつ内部・外部合わせた被ばく量を評価したのは初めて。 チーム代表の坪倉正治・東大医科学研究所特任研究員は、最も高い3.49ミリシーベルトだった人も含め、「小中学生が受けた被ばく線量は低く抑えられており、健康影響は心配しなくていい」と指摘する。 南相馬市では11年秋以降、市民を対象に内部被ばくと外部被ばくの両方を定期的に検査している。チームは12年4月から1年間に検査を受けた 881人の小中学生(6〜15歳)のデータを解析した。外部被ばくが線量全体の9割を占め、内部被ばくは99.7%の小中学生が測定器の検出限界を下回っ ていた。 続きは南相馬:小中生8割、1ミリシーベルト以下…総被ばく線量

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Notebook With Top Secret Data on Hungarian Nuclear Power Plant Stolen via Sputnik

A notebook containing sensitive information on the planned enlargement of Hungary’s sole nuclear power plant has been stolen from a car belonging to one NPP executive, the Blikk newspaper reported. The incident took place in the capital city of Budapest in May. […] The notebook has not … Continue reading

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ハンガリー・パクシュ原発所長の極秘データが保存されたパソコン盗まれる via Sputnik

ハンガリーのパクシュ原子力発電所の所長のパソコンが、車から盗まれた。パソコンには原発の拡張事業に関するものなど、極秘資料が保存されていた。土曜日、ハンガリーの新聞「Blikk」が報じた。 新 聞が政府筋の情報を引用して伝えたところでは、事件が起きたのは先月5月、首都ブダペストで、所長が(報道では氏名が明らかにされていない」 Belgrad rakpart川岸通りで自家用車を止め,所用で数分間、車を離れた間に、車の後部座席に置いてあった鞄が何者かによって盗まれた。その鞄には、パソコン が入っていた。新聞報道によれば、パソコンには、パクシュ原発の拡張計画に関する極めて重要な極秘資料が入っていた。所長は、盗難に気づくとすぐに、警察 や特務機関に通報したが、盗まれたパソコンは現在に至るまで、見つかっていない。 (略) パクシュ原発は、ハンガリー唯一の原子力発電所で、首都ブダペストから約100キロ離れた小都市パクシュ近郊にある。この原発は、1970年代から 1980年代にかけてソ連のプロジェクトにより建設され、ВВЭР(VVER)-440 /V213型原子炉(加圧水型原子炉)4基を有する。ここで作られる電気エネルギーは、国内発電量の約半分を占める 続きはハンガリー・パクシュ原発所長の極秘データが保存されたパソコン盗まれる

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