3月に東京電力福島第1原発事故から4年になる福島県の、教職員ら130人が10、11の両日、福島市に集い交流しました。集会テーマは「命を守り平和を創る学びを、子どもたちとともに」。福島県民間教育研究団体協議会(佐原成典代表)が主催しました。
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福島市のさくら保育園調理師の相馬久美子さんは、食品をきざまずかけられる放射線測定器を園独自で備え、食品だけでなくザリガニ、昆虫、落ち葉、花なども測定し、保育内容を豊かにする努力を紹介。「それでも、サクラは咲く」と希望を語りました。佐原氏と福島市の中学校教師の鈴木直氏は、放射線学習を報告。中学校での実践をのべ、「原発のリスクをきちんと教えよう」と提起しました。
双葉郡内の避難している小中学校で広がる「ふるさと学習」(ふるさと創造学)で、子どもたち自身が放射線をめぐるテーマを考えて設定し、探求していることが報告されました。
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