敦賀原発の廃液配管に水漏れ跡多数 日本原電、溶接部調査で確認 via 福井新聞

 日本原電は4日、定期検査で停止中の敦賀原発1号機(沸騰水型軽水炉、出力35・7万キロワット、 福井県敦賀市)の廃棄物処理建屋にある廃液処理系統の配管溶接部から水が漏れた問題で、この配管の溶接部159カ所を調べた結果、36カ所で水漏れの跡を 確認したと発表した。いずれも応急補修を行い、他の123カ所も予防的な補修を施した。

9月に運転員が巡視した際、同建屋地下1階の床に水たまりを見つけ、高さ5メートルにある配管の溶接部に穴が開き、水漏れしているのを確認。放射能は検出限界値未満だった。

(略)

また、高線量の固体廃棄物をプールに保管している別の建屋で9月、廃液などを回収する設備のポンプ付近の配管から水が漏れた原因は、腐食で穴が開いたと推定した。新品に交換するとともに、今後配管内に水が残らないような設計に変える。

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