(抜粋)
初期投資だけでもムチャクチャ、コストがかかるそうです。あ、それに原発を作る地元にもカネをばらまかなきゃいけない。もちろん、核のゴミの問題もありますよね。
核のゴミ、放射能レベルが十分低くなるまでには10万年、っていわれてますけど、そんなもんじゃありませんよ。100万年ですよ。
僕、2013年の春にドイツへ行ってきました。2022年末までに17基ある全ての原発の稼働を止めると決めた国です。そこでは核のゴミの議論が 始まっていて、廃炉などを担当する省庁の役人に「核のゴミの管理にはどれぐらいの期間が必要か」と聞いたら、100万年、安全管理が必要だと。ありえない でしょ。
原発問題を入り口に、TPPや貧困の問題などに関わることが多くなりました。別々の事柄に見えて、根っこは繋がってますから。
山本太郎が国会議員になったことの意義
メディアが僕のことを「反原発の」という風に取り上げるというのもあって、「原発・被曝のことやってないじゃないか」っていう批判もあります。
(略)
政治への不信感があふれていますよね、今。もういいや、って諦めたらその結果どうなるかと言ったら、組織票が強くなる。投票率が下がれば、企業から資金提供受けている人たちが強くなっていく。利害関係者の代表が議席を取りやすくなる。
そういう人たちに「誰のために国会議員やっているんだ」と聞いてみたら、「大企業のお陰でございます」と心の中で答えますよ。恩返しする先は、お世話になった大企業、大資本って話。シンプルですね。
来年の春からは統一地方選が始まります。いつ衆議院の解散があるかもわからない。そういうものに対して、まったく政治に興味がなかった人も今から動き出さなきゃ、この先もっと首が締まる様なルール変更が行われます、大企業の為に。
皆で動いて、ひっくり返してやりましょうよ。
全文は山本太郎が提言「原発、貧困、TPP…すべては繋がっている」
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