Monthly Archives: December 2011

決死の原発作業員 福島第一「3・11」の証言 via 東京新聞

 東京電力が二十二日に公表した報告書は、福島第一原発が三月に事故を起こした直後の状況を、作業員から聞き取った肉声により再現していた。そこには「死」の文字がいくつも並び、あらためて現場の過酷さが浮かび上がった。 爆発で放射線量が上がって作業が難しくなり、2、3号機の状況も悪化。結婚指輪が汚染されるのを嫌い、一度は外したが、「最悪の事態が起きたときに、自分だと分かるよう」考え直し、はめて作業に出た人もいた。  危うい状況の3号機の中央制御室に交代で行く順番が回ってきた作業員は死を覚悟。故郷の父親に電話で「俺にもしものことが起きたら、かみさん、娘をよろしく」と伝えた。 続きは 決死の原発作業員 福島第一「3・11」の証言 

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【歴史科学講座】「歴史学は災害にどう向き合ってきたのか」

2011年度 東京歴史科学研究会 歴史科学講座 「歴史学は災害にどう向き合ってきたのか」 報告者:成田龍一氏 「災害史の構想力と可能性をめぐって―3.11 の経験をへて」(仮) 報告者:北原糸子氏 「理系災害学と文系災害史研究」 【講座概要】 東日本大震災と原発事故は歴史学に大きな影響を与え、災害史研究に注目が集 まっています。 しかし、歴史学はこれまで、過去および同時代の災害にどのように向き合い、そ こから歴史認 識 を深めるどのような学問的営みを行ってきたのでしょうか。今回の歴史科学講座 は、震災を機 に 生じた歴史認識の変化をふまえつつ、これまでの歴史学における災害史研究のあ り方につい て、 史学史的観点から歴史学の自己点検を試みます。 成田龍一氏には史学史におけ る災害史について、 北原糸子氏には災害史研究者としての立場から、上述のテーマについてそれぞれ ご講演をいた だきます。 【日時】2012年1月29日(日)13:00~ (戸山キャンパス正門前集合:12:45) 【会場】早稲田大学戸山キャンパス36号 館681教室 【参加費】600円 ※当日は入構制限のため、戸山キャンパス正門前に12:45にお集まりください。会 場までご案内いたします。 遅れてご参加の方は、090-9828-1172ま で当日お電話下さい。係の者がご案内に 伺います。 【問い合わせ】東京歴史科学研究会 TEL/FAX 03-3949-3749 〒114-0023 東京都北区滝 野川2-32-10-222(歴科協気付) e-mail:torekiken@gmail.com URL: http://www.torekiken.org/

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汚染米、カリウム濃度影響か 福島県と農水省が中間報告 via asahi.com

 福島県産のコメから国の暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、県と農林水産省は25日、原因分析の中間報告をまとめた。基準超えのコメがとれた水田は、土のカリウム濃度が低かったり、浅い層にセシウムが多かったりといった傾向があった。カリウム肥料の少なさや深く耕せなかったことがコメのセシウム吸収につながった可能性が原因として考えられるとしている。 続きは 汚染米、カリウム濃度影響か 福島県と農水省が中間報告 ◇参照地域ミーティング 放射能汚染からの農業再生 〜福島・南相馬市〜

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Dr.中川のがんの時代を暮らす:/20 DNA傷つけるラドン via mainichi.jp

地表の下に広く存在して、大陸を支える岩石の大半は、御影(みかげ)石とも呼ばれる「花こう岩」です。花こう岩は、ウランやトリウムなどの放射性物質を多く含みます。岐阜県や山口県で「自然放射線」が高いのは、花こう岩が大量にあるうえ、岩盤が露出している山岳地帯が多いためです。  日本の場合、花こう岩など大地から発生するガンマ線で年0・4ミリシーベルト程度の外部被ばくを受けています。さらに、この花こう岩からは「ラドンガス」が発生します。秋田県の玉川温泉などの「ラドン温泉」は、がん患者の皆さんにも有名ですが、温泉地や鉱山では空気中のラドン濃度が高くなっています。  天然の放射性物質であるラドンガスは、ウランがラジウム、ラドンへと「崩壊」するときに発生します。このガスを吸い込むことによって、日本では年平均0・4ミリシーベルト程度の内部被ばくが起こっています。 続きは Dr.中川のがんの時代を暮らす:/20 DNA傷つけるラドン

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【社説】原発建設、重要なのは安全と疎通=韓国 via 中央日報

慶尚北道盈徳(キョンサンブクド・ヨンドク)と江原道三陟(カンウォンド・サムチョク)が新規原発建設候補地に選定・発表された。3月の日本福島原発事故でしばらく立ち止まっていた韓国政府が、原発拡大政策を継続推進するという意思を明らかにしたのだ。これを受け、民主統合党と環境団体が強く反対し始めた。 福島原発事故を忘れてはならないと主張しながら、候補地の撤回を要求した。福島原発事故で国民の放射能恐怖が強まっているのは事実だ。韓国政府が国民の恐怖を払拭するために、もう少し努力しなければならない。特に建設候補地の霊徳と三陟の住民とは疎通と交流を強化し、不必要な誤解がなくす必要がある。それよりもっと重要なのは原発の安全確保だ。より安全な原発を建設すること以上に、住民を安心させられる方法はない。情報公開など透明性を高め、国際機関が参加して点検することも必須だ。しかしこれが原発建設に反対する理由にはならない。原発の安全水準を高めることと、原発の政策方向を定めるのは、全く違う問題だからだ。 実際、韓国は原発以外に現実的な代案がない。発電量全体のうち原発の比率は31%にのぼる。原発1、2基に故障が発生しても‘電力大乱’が心配されるほどだ。石炭、石油、液化天然ガス(LNG)、太陽熱など再生可能エネルギーを原発の代わりに使うのも難しい。価格と環境汚染のためだ。石油やLNGの生産コストは原発の4、5倍にのぼる。大幅に上がる電気料金に納得する国民はごく少数だろう。コスト上昇による経済的打撃も明らかだ。再生可能エネルギーは生産技術や設備などの条件を考えれば、相当期間は現実的な代案にならない。 続きは 【社説】原発建設、重要なのは安全と疎通=韓国

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水素爆発、炉心溶融、テロ…「原発王国」関電、「大国」フランスとの違いは? via Sankei Biz

福島第1原子力発電所事故後も、従来通りの原発推進政策を掲げる国内電力シェア世界第1位、保有数でも第2位という原発大国フランス。地震や津波は少ないが、安全対策への取り組みも世界トップレベルだ。東日本大震災にさえ耐えることができたはずだと一部で評される次世代型原子炉、欧州加圧水型軽水炉(EPR)はその象徴とされる。水素爆発、炉心溶融、航空機テロ…。安全性を極限まで追い求めるフランスの“挑戦”とは、どのようなものなのか。日本の電力会社の中で発電量に占める原子力の割合が最も高い関西電力の安全対策にも注目が集まる。  続きは 水素爆発、炉心溶融、テロ…「原発王国」関電、「大国」フランスとの違いは?

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玄海原発4号機 原子炉停止へ via NHK

佐賀県の玄海原子力発電所4号機で、九州電力は、定期検査のため原子炉を止める作業を25日の夕方から始める予定です。玄海原発4号機が停止すると、九州の原発はすべて止まり、全国でも90%近くが止まることになります。 九州電力は、玄海原発4号機でおよそ4か月間の定期検査に入るため、25日午後4時ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、26日午前1時ごろには原子炉を停止する予定です。九州では玄海原発で3基、鹿児島県の川内原発で2基が、すでに定期検査で運転を止めていて、玄海原発4号機が停止すると6基ある原発がすべて止まることになります。これを受けて九州電力は、冬場の電力が不足するおそれがあるとして、26日から来年2月3日まで、年末年始を除いて、前の年より5%以上の節電を企業や家庭に要請します。一方で、九州電力は、原発の運転再開に向けて玄海原発と川内原発の3基について、運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を国に提出しています。しかし、地元の佐賀県や玄海町は、福島第一原発の事故を受けた国の新たな安全基準が示されていないことや、いわゆる「やらせメール」の問題で九州電力の信頼が回復していないとして、運転再開を認めるかどうか判断できないとしていて、再開のめどは立っていません。玄海原発4号機が停止すると、国内の原発は全体の90%近い48基が止まることになります。 動画は 玄海原発4号機 原子炉停止へ

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原発交付金 政府予算案大幅減 御前崎、依存から自立急務 via 中日新聞

福島第一原発事故を受けて編成された2012年度政府予算案。全面停止中の中部電力浜岡原発を抱える御前崎市で、立地関連の交付金は大幅落ち込みが必至となり、原発マネーに頼ってきた財政運営の立て直しが急がれる。一方、原子力防災を支援する交付金は手厚く、「福島の教訓」が反映されそうだ。  市が11年度当初に見込んだ交付金総額は約25億円。ところが、全面停止と6号機新設頓挫を受け、10億円が削減された。消防車の購入や小中学校のパソコン更新など、使い道の先送りを余儀なくされた。  とりわけ、6号機新設は10年度に予定された環境影響評価の実施めどが立たない。初期対策としての12年度交付金は1億4000万円と、2年連続で見込みが8億円以上も下回ることになる。 続きは 原発交付金 政府予算案大幅減 御前崎、依存から自立急務

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「脱原発」意志示さず 野田内閣 12年度予算案決定 via 東京新聞

政府は二十四日午前の臨時閣議で、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故後、初の本予算となる二〇一二年度予算案を閣議決定した。注目の原子力予算は前年度からほぼ横ばいで、野田政権の「脱原発」の意志は明確には示されなかった。一方、予算案では歳入に占める国債の割合が過去最悪となり、借金依存の構図が一層強まった。  一二年度の主な原子力予算は、安全・事故対策の研究開発費を大幅に増やすなどの変化はあったものの前年度より1・1%減の四千百八十八億円と横ばい。原発の代替電源として期待される再生可能エネルギー関連は、技術開発費を増やしたが、総額は一一年度の補正予算などを加えても二千百億円余りと原子力の半分にとどまった。  政策仕分けで存廃を含めた検討が提言された高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は前年度比二割減の百七十五億円。「安全を確保できるぎりぎりまで絞った」(財務省)結果という。 続きは 「脱原発」意志示さず 野田内閣 12年度予算案決定

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採掘土:高放射線量計測も野ざらし 岐阜の瑞浪超深地層研 via mainichi.jp

高レベル放射性廃棄物の処分方法を研究する瑞浪超深地層研究所(岐阜県瑞浪市)を運営する独立行政法人「日本原子力研究開発機構」が、ボーリング調査で掘削した筒状の土(ボーリングコア)を同市明世町の所有地で野ざらしにしていたことが分かった。この地域の地層はウラン含有量が多く、機構は23日、周辺の空間線量の最高18倍の放射線量をボーリングコアの表面から計測。内規では土のうに入れて倉庫で保管すると定めている。  機構は、線量は原子炉等規制法が国への届け出を義務づけた値を下回り、健康への影響もまず考えられないとする一方で、「住民の不安を考えれば、早く処分すべきだった」と話している。 続きは 採掘土:高放射線量計測も野ざらし 岐阜の瑞浪超深地層研

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