玄海原発4号機 原子炉停止へ via NHK

佐賀県の玄海原子力発電所4号機で、九州電力は、定期検査のため原子炉を止める作業を25日の夕方から始める予定です。玄海原発4号機が停止すると、九州の原発はすべて止まり、全国でも90%近くが止まることになります。
九州電力は、玄海原発4号機でおよそ4か月間の定期検査に入るため、25日午後4時ごろから原子炉の出力を下げる作業を始め、26日午前1時ごろには原子炉を停止する予定です。九州では玄海原発で3基、鹿児島県の川内原発で2基が、すでに定期検査で運転を止めていて、玄海原発4号機が停止すると6基ある原発がすべて止まることになります。これを受けて九州電力は、冬場の電力が不足するおそれがあるとして、26日から来年2月3日まで、年末年始を除いて、前の年より5%以上の節電を企業や家庭に要請します。一方で、九州電力は、原発の運転再開に向けて玄海原発と川内原発の3基について、運転再開の判断の前提となる「ストレステスト」の結果を国に提出しています。しかし、地元の佐賀県や玄海町は、福島第一原発の事故を受けた国の新たな安全基準が示されていないことや、いわゆる「やらせメール」の問題で九州電力の信頼が回復していないとして、運転再開を認めるかどうか判断できないとしていて、再開のめどは立っていません。玄海原発4号機が停止すると、国内の原発は全体の90%近い48基が止まることになります。

動画は 玄海原発4号機 原子炉停止へ

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