Daily Archives: 2019/10/18

Typhoon re-releases radioactive contamination from Fukushima via Beyond Nuclear.org

[…] An unknown number of 1-ton waste bags were swept into local waterways, demonstrating the ongoing lackadaisical management of these waste sites. Conflicting reports say as many as 17 bags were claimed by flood waters. At least 11 of these bags came … Continue reading

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東京五輪がもたらす危険via雁屋哲の今日もまた

最近オリンピックは国威発揚の場になっていて、いい感じがしない。 特に政治に利用されるとあってはなおのことだ。 来年東京で開かれるオリンピックはその意味で最悪だろう。 東京オリンピックが最悪なのは、安倍晋三首相の人気取りと、更に福島第一原発の事故を無かった物にするための道具として使われているからだ。 最近の新聞・テレビを始めマス媒体では、東京オリンピック翼賛一辺倒で、オリンピック人気を盛り上げることに腐心している。 […] 皆、福島第一原発の事故はもう無かったことにしたいらしい。放射線も今や何も気にする必要がなくなっていると思いたいらしい。 […] 私は福島の取材をした後で、鼻血が出る経験をしたので、身にしみて分かるのだが、放射線による健康被害の症状は、思わぬ時に思わぬ形で出る。放射能は目に見えず、耳に聞こえず、そこにあることを感じとれないし、熱いとか、冷たいとか、何か匂いがするとか、そのような危険を感知させる物がない。 だから責任ある人間が、オリンピックのある競技場について、ここは放射能が低く安全であると言った場合、選手はそれを信じてその場で競技をしてしまう。 […] また、2019年9月3日の東京新聞は、次のように報じた。 「福島県内の有志が、東京五輪・パラリンピック閉幕後に「後夜祭」を開催する計画を進めている。会場は五輪聖火リレーがスタートするJヴィレッジ(楢葉町)。大会ボランティアや地元の子どもらを招いて交流し、「復興五輪」をスローガンに終わらせず、福島の新たな一歩を踏み出そうとの思いを込めた。」 「企画したのはスポーツボランティアの育成に取り組むNPO法人『うつくしまスポーツルーターズ』。事務局長の斎藤道子さん(55)は『復興しているところも、そうでないところもある福島に私たちは生きている。笑顔を世界に発信したい』と語る。」 こう言う記事を読むと、体中の力が抜ける。 […] 一体、「復興五輪」とは何のことだ。 今度のオリンピックは「東京オリンピック」のはずだ。「福島オリンピック」ではないだろう。 復興など全然していない福島を復興しているかのように見せかけるためにオリンピックを利用するのは間違っている。 復興したいという気持は分かりすぎるほどよく分かる。 しかし、年間被曝量20ミリシーベルトの土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。 食品の安全基準値が、1Kg当たり100ベクレルの土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。 除染をした際に取り除いた汚染物質がつまったフレコンバッグがあちこちを埋め尽くしている土地のどこが「復興」を訴えることができるのか。 […] 今度、「緑風出版」社から、「東京五輪がもたらす危険」という本が発売された。 これは、渡辺悦司さんが編集者として、また自分自身もこの本の寄稿者の1人として、日本だけでなく海外の、2020年東京オリンピックの危険性について危機意識を持つ人達の意見をまとめたものである。 これは、今の日本の社会の風潮に流されて、福島第一原発の事故をまるで昔に見た悪い夢程度にしか思わず、オリンピック、オリンピックと浮かれている人達に、もう一度きちんと目の前の真実を考え直すことを促す本だ。 […] 全文

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裁判感の忌避申し立て 尋問却下で被告 山形地裁via山形新聞

東京電力福島第1原発事故後、福島県から自主避難して米沢市の雇用促進住宅に入居した世帯が、無償貸与打ち切り後も家賃を払わず住み続けているとして、管理する独立行政法人が住人に立ち退きなどを求めた訴訟の第10回口頭弁論が18日、山形地裁であった。準備書面の提出を経て結審したが、被告側は本人陣音を却下した裁判感を担当から外す忌避を申し立てた。 […] 訴状によると、2017年3月末に無償貸与が打ち切られた後も雇用促進住宅に家賃を払わずに住み続けているのは「他の避難者との公平公正の観点から容認できない」として、8世帯(うち2世帯は退去)に立ち退きと家賃の支払いを求めている。被告側は契約相手は福島県で、原告の請求は不当としている。 全文

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東電の原発事故賠償、審査はザルで、不正が横行していた via Newsweek

印南敦史(作家、書評家) <福島原発事故後、被害者賠償に真摯に取り組み、賠償金詐欺と戦った高卒の東電社員がいた> そのため、新作もそうした路線だろうと思っていたのだが違った。8月に発売されたノンフィクション『黒い賠償』(彩図社)は、東京電力福島第一原子力発電所事故後の杜撰(ずさん)な賠償金支払いの実態に焦点を当てていたからである。 本書の”主人公”は、元東電社員の岩崎拓真(仮名、42歳)。原発事故による被害者賠償に誰よりも真摯に取り組んできた人物である。東京の三鷹で生まれた岩崎は6歳のときに父親と死別し、母と妹との3人、公団住宅で育った。 高校はいわゆる底辺校だったが、就職先として「会社の中身など知らなかった」東京電力株式会社を受けたところ合格。多摩支店、青梅営業所・料金課に配属され、真面目に仕事に取り組み、キャリアを一歩一歩積み重ねていった (略) 岩崎のいた調布の事業所でも、24時間体制で対応に当たった。だが、その時点では福島の原発事故は報じられておらず、岩崎ら東電社員たちにも「福島がヤバい」という認識はなかった。端的に言えば、現実味のないことだったというわけだ。  よもや地震で原発事故が起こることなど誰も想像していなかった。むろん、それが東電の仕業だとも。テレビから流れるのは、ただ”凄い地震が起きた”という事実だけだった。(中略)東電社員の誰もが傍観者でしかなかった。「凄いことが起きてるよね」 同僚たちが交わした言葉は、ただそれだけだった。(60ページより) だから原発1号機が水素爆発を起こしたとき、異常事態だとは感じても、それが東電の非につながるとは思わなかった。そこまで予測できる専門知識を持っていなかったからである。 (略) 高卒ながら大抜擢されたが、詐欺事件で自らが逮捕されてしまう かくして岩崎は、賠償係としての最前線に立つ。だが、被災者の怒りも頂点に達していた。批判の根底にあるのは、「メルトダウンを認めた東電が加害者である」という現実だ。したがって、「東電は加害者なのだから、被災者が感情論で水増し請求をしても、東電は聞き入れざるを得ないだろう」という認識が生まれる。 「デロイト(筆者注:「デロイト トーマツ コンサルティング」の略。東電に代わって賠償業務を指南する役割を担う民間のコンサルティング会社)の判断で、審査条件がどんどん緩くなった。作業を流すべく、ガチガチに作られたエビデンスを拡大解釈で処理していくようになったのです。 デロイトは、原賠機構(筆者注:原子力損害賠償・廃炉等支援機構)に『賠償しなければカネを貸さない』という命題を課せられている東電の、指南役です。原賠機構が東電の命綱であり、賠償業務が素人同然の東電にとってはデロイトが生命線。それは私たち末端の賠償係でも手に取るように分かりました。つまり東電もデロイトも、口には出さないまでも審査は『ザルでいい』との意向だったのです」(111ページより) 理不尽な要求すら受け入れるしかなかったが、高卒の自分を受け入れてくれたという意味でも、収入面でも会社に恩義を感じていた岩崎は、そんな賠償係の仕事にも意欲的に取り組んだ。賠償請求で不正があれば暴き、払うべきでない相手には屈しなかった。 しかも、本当に困っている相手には丁寧に寄り添い、話を聞いた。そんな姿勢が評価され、岩崎は捜査官として、賠償詐欺を暴くことになる。 (略) 岩崎は、のちに詐欺事件で逮捕される村田という人物と交流を持っていた。といっても犯罪の片棒を担ごうとしていたわけではなく、詐欺とは知らないまま申請書類についてアドバイスをしただけだという。しかし警察は、岩崎が村田に対して詐欺の指南をしたとして逮捕したのだった。 非常に後味の悪い事件であり、読み終えたあともモヤモヤとした思いが残った。だから何度か読み返したのだが、岩崎に対する著者の思い入れが少し大き過ぎるようにも感じた。とはいえ、常に相手の立場に立って物事を考えることのできる岩崎の人間性が、本書の鍵になっていることも事実だ。 全文は東電の原発事故賠償、審査はザルで、不正が横行していた

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Coastal Commission unanimously OKs plan to remove San Onofre nuclear plant domes via abc10news

By: Mimi Elkalla (KGTV) – The California Coastal Commission has unanimously approved a plan that includes removing the twin reactor domes at the San Onofre nuclear power plant. In a meeting Thursday, with members of the public in attendance, the commission … Continue reading

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最悪の原発事故、元モスクワ支局長が見たドラマの本質 via 朝日新聞

編集委員・副島英樹 (略) 職員が嘔吐…「核の恐怖」を可視化 その名の通り、1986年4月26日に旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所で起きた20世紀最悪の原発事故をベースにしたドラマだ。事故対応にあたった核物理学者のレガソフ氏ら実在の人物を主人公に、当時の状況が生々しく再現される。 チェルノブイリ原発の原子炉は、核分裂に伴って出る中性子を減速するのに水ではなく黒鉛(炭素)を使う黒鉛減速炉(RBMK)と呼ばれる。旧ソ連が独自に開発したもので、レガソフ氏はその専門家だった。 この事故では4号炉が動作実験中に制御不能となって爆発。炉心がむき出しになり、放射性物質をまき散らした。周辺住民は移住を強いられ、半径30キロ圏内が居住禁止区域に。事故処理には「克服」や「清算」とのニュアンスを込めて「リクビダートル」と呼ばれた作業員が投入され、ヘリから砂やホウ素、鉛を投下する消火作業などにあたった。ロシア政府は2000年、約86万人の作業員のうち5万5千人以上が死亡したと公表したが、放射線障害による犠牲者数をめぐっては大きな幅があり、今も定説はない。 第1話は、「ウソの代償とは?」という問いかけから始まる。それは、「本当に危険なのはウソを聞きすぎて真実を完全に見失うこと」という意味深な言葉へと続く。 現場で黒鉛の破片を手にした消防士が強烈な放射線で肉がただれ、原発職員が突然嘔吐(おうと)して崩れ落ちる場面などは、「核の恐怖」を可視化している。 しかし、このドラマの本質はさらに深いところにある。保身のための隠蔽(いんぺい)や責任転嫁、不都合な真実は見たくないという「あったことをなかったことにしよう」とする行為こそ、もたらす代償は計り知れないという教訓だ。その一端が、ドラマで何度も語られるセリフ「アンダーコントロール(制御下にある)」に表れている。2011年の東京電力福島第一原発事故後、日本でもよく耳にした言葉だ。 (略) 重なる「チェルノブイリの祈り」 第1話の冒頭に消防士の夫婦が出てくる。事故が起きた日の午前1時23分。妻は窓越しに、原発から青白い光が上るのを目撃し、直後の震動に驚く。夫はまもなく作業員として現場へ出動する。この夫婦が、ノーベル文学賞作家スベトラーナ・アレクシエービッチ氏のドキュメンタリー「チェルノブイリの祈り 未来の物語」(岩波書店)の最初に出てくる消防士夫婦と同姓同名であることに気づいた。「チェルノブイリの祈り」を参照しているのは明らかだ。 ノーベル賞受賞翌年の2016年、アレクシエービッチ氏にインタビューしたことがある。住民避難が遅れた背景に何があったのか、彼女はこう語った。「原子炉の黒鉛は2日間燃え続けました。とても美しく燃えたと言います。通常の火災とは違う何らかの発光があったそうです。近くの村の住民たちは子どもを連れ、その光景を見に行きました。中には物理の先生もいました。原発の排水をためる貯水池では、子どもたちが魚を釣っていたのを今でも覚えています」 ドラマでも、粉雪のような死の灰が舞う中、住民たちが不思議な光を発する原発を見学するシーンがある。核被害への無知とともに、「原子力=パワーの象徴」という核ナショナリズムの裏返しであるように思えた。これも「チェルノブイリの祈り」に重なる。 (略) ロシアでも進む映画化 ロシアでもチェルノブイリ原発事故をテーマにした映画製作が進行中だ。7月にクランクアップし、来年秋に公開の予定という。プロデューサーはノーボスチ通信に対し、「HBOと比較されても気にしない」と語っている。視点も狙いも全く異なるからとの理由だ。映画はCIA(米中央情報局)とのスパイ戦のような形になるという。ここでも、チェルノブイリを巡って米ロが火花を散らしているといえそうだ。 チェルノブイリ原発は事故後、放射能を封じ込めるためコンクリート製の「石棺」で覆われた。記者も30キロゾーンに入ってゲートで被曝(ひばく)線量の測定を受けたことがあるが、石棺の巨大さに圧倒された記憶は鮮明だ。その後は老朽化で放射能が漏れ出し、今は石棺ごとさらに巨大なシェルターに覆われ、風景は一変した。 全文は最悪の原発事故、元モスクワ支局長が見たドラマの本質

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