Daily Archives: 2019/10/14

無責任な体質に「待った」 福島第1原発事故テーマの異色映画 via 神戸新聞

東日本大震災による東京電力福島第1原発事故から8年。いまだ放射線の不安が消えることはなく、汚染水処理問題も解決の見通しは立たない。さらに強制起訴された東電旧経営陣に無罪判決が出た。誰も責任を取らない、ともするとなかったことになりそうな事態に渾身(こんしん)の力で「待った」をかけようというのが映画「ニッポニアニッポン 福島狂詩曲」。ミュージカル仕立て、アニメーションも交えた異色の風合いだが、それが逆に福島の悲しみを強調する。原案・脚本も手がけた才谷遼監督に話を聞いた。(鈴木久仁子) […] 仮設の食堂、積み上がる汚染土の黒いビニール袋、遠方には福島第1原発…。深刻な現状は、陽気な歌と、明るいアニメで描かれ、それがより問題の深刻さを際立たせる。長くアニメの仕事に携わってきた才谷監督は、一線で活躍する特撮・アニメ作家たちを多数起用し、独自の映像を生み出した。  「スリーマイル島原発事故の後、チェルノブイリがあって、まさか日本で事故が起こるなんて。原発を造ることを決めた人間が、誰も責任を取らないのもショックだ」と才谷監督。「表現者として自分の手段で問題提起したかった。『あなたはどう思いますか』と」  「この国に2度だまされた」とつぶやく牛飼い、「何でも金ですむと思ったら大間違い!」とどなる住民…。楠が出会う人々の言葉は辛く鋭い。「たまった たまった汚染水~放出だ!放出だ!薄めてしまえばわからない~」と、原子力研究所の御用学者たちが狂ったように歌い踊るクライマックスは、手をこまねいている政府を、われわれを、皮肉を込めて痛烈に批判する。  才谷監督は「この国は底が抜けたのではないのか。考えることをやめてしまった大人の責任は重い」と憂い、「過ちを繰り返さないためには、子どもたちにきちんと考える力をつける教育が必要だ」と力を込めた。  大阪・シネ・ヌーヴォで上映中。26日から元町映画館、京都・出町座で公開予定。 全文

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Radiation Alert: Super Typhoon Hagibis hits Japan Sweeping Away Radioactive Soil & Waste via Demystifying Nuclear Power Blog

Maggie Gundersen, Editor Fukushima Daiichi’s radioactive waste is on the move again as Hagibis, the worst typhoon to hit Japan since 1958, dropped 30” of rain in 24 hours and millions of people were forced to evacuate due to flooding. … Continue reading

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台風19号による、粉塵についてのご注意viaみんなのデータサイト

この度の台風19号により、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます(データサイトメンバーにも被災者がおります)。  ニュースの河川氾濫報道の中に、高い土壌中放射能(放射性セシウム)の数値が確認されている市町村名が、度々出てきました。混乱したさなかにお伝えすることをスタッフ一同悩みましたが、いずれも報じていないので、「土壌の放射能」についてのご注意をお知らせしたいと思います。被災した方々には、大変お気の毒なことですが、悩んだ末の判断であることをご容赦頂ければと思います。 氾濫水が運んでくる濁質粒子は高濃度の放射能を含有している可能性があります。床上や床下浸水した家屋の泥出し、清掃の際、特に泥が乾いてしまったあとは吸い込まないようご留意ください。乾いた泥は細かい粒子となり、すさまじい粉塵となります。片付けの際に、この粉塵を吸い込まないようマスクやゴーグルをして、内部被ばくを出来るだけ避けてください。 (マスクやゴーグルをすることは、内部被ばくにかかわらず、感染症の予防のためにも必要です。清掃などだけでなく、土埃の多い環境ではマスクをすることが推奨されています。) *土壌汚染の情報については、こちらを参考にご覧ください。https://minnanods.net/maps/…都道府県を選択し、ズームアップし、お住まいの近くのポイントをクリックすると、測定値が出ます。 #土壌汚染#粉塵#台風被害

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原発裁判で住民勝訴の日は来るか? 問われる裁判官の良識と理性 via Aera

原発訴訟で原告勝訴を決めた、たった3人の裁判長――その苦悩を描いたのが『原発に挑んだ裁判官』(朝日文庫、著・磯村健太郎、山口栄二、660円)だ。元京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏が評論する。 *  *  * 日本の原子力開発は「国策民営」と言われる。国が開発の政策的な枠組みを決め、その下で電力会社に原子力発電所を担わせてきた。その周囲には、巨大原子力産業、ゼネコン、中小零細企業が群がり、それらの下で働く多数の労働者も給料にありついた。日本原子力学会を中心とした学会、教育現場、マスコミ、そして裁判所も一体となり、国策としての原子力推進に加担した。その巨大な組織は時に「原子力ムラ」と呼ばれ、先の戦争の時のような巨大権力機構そのものであった。  原発は、2011年3月11日の東京電力福島第一原発の事故が示したとおり、巨大な毒物を抱えている。そのため、原子力ムラは原発を電力消費地の都会ではなく、過疎地に押し付けることにした。押し付けられそうになった過疎地の住民はもちろん抵抗した。しかし、どんなに闘っても住民の声など一顧だにしない国や電力会社の対応に困り果てた住民は、ついに裁判に訴えた。住民にとっては司法に縋(すが)るしか道がなかった。  本書の解説を書いている千葉大学名誉教授の新藤宗幸氏によると、フクシマ事故以前に提訴された原発訴訟は、国を相手にした行政訴訟が12件、建設・運転差し止めの民事訴訟が6件だったそうだ。そのうち、住民側勝訴を言い渡したのは、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」の設置許可の無効を確認した名古屋高裁金沢支部判決(川崎和夫裁判長)と、北陸電力志賀原発2号機の運転差し止めを命じた金沢地裁判決(井戸謙一裁判長)の2件だけであった。フクシマ事故以降には、関西電力大飯原発3、4号機訴訟で運転差し止めを認め、住民を勝訴させた福井地裁判決(樋口英明裁判長)も出た。それら3人の裁判長の苦悩と闘いを描いたのが本書である。 私自身は1973年に始まった四国電力伊方原発の設置許可取り消し訴訟に関わり、原告側証人として出廷もした。国側からは原子力委員会の委員や東京大学教授など、輝かしい肩書の学者が出廷した。しかし、サイエンスとしての立証では原告側が圧勝した。それでも、判決は住民敗訴であった。判決理由は、ほとんどが被告・国側の主張を羅列し、その最後に「いずれも認められる」の文字が付け加えられたものだった。  伊方訴訟は最高裁まで行き、住民の敗訴が確定した。判決は「国の審査指針は専門家が集まってつくったのだから、司法としては、見逃すことのできない誤りがない限り、行政庁の判断を尊重するという内容です」と住民側敗訴を言い渡した裁判官が本書の中で解説している。しかし、「国策民営」として原子力が推進され、その下に集まる学者の専門技術的判断を認めるというのであれば、原発訴訟は常に住民敗訴となる。 原発訴訟で住民が勝訴した裁判は数えるほどしかないし、そのすべては、高裁、最高裁で逆転敗訴とされた。つまり、原発裁判に関しては住民側の勝訴は一つもない。原子力ムラに属する国も電力会社も潤沢な資金の裏付けを持つ。それに対して住民たちはなけなしのカネと、生きるための仕事の時間すら犠牲にして裁判を闘ってきた。そして、フクシマ事故が起きた。 (略) 憲法第76条には「すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法及び法律にのみ拘束される」とある。最高裁の頸木(くびき)に囚(とら)われず、良識と理性に従って判決を書く裁判官、そんな裁判官が現れてくれることを私は願う。しかし、司法は紛れもなく原子力ムラの一翼を担ってきたし、フクシマ事故以降も変わろうとしていない。 全文は原発裁判で住民勝訴の日は来るか? 問われる裁判官の良識と理性

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2,667 radioactive bags from Fukushima nuke disaster unleashed by Typhoon Hagibis via Taiwan News

Thousands of bags filled with radioactive waste from Fukushima nuclear disaster washed away by Typhoon Hagibis […] According to Asahi Shimbun, a temporary storage facility containing some 2,667 bags stuffed with radioactive contaminants from the 2011 Fukushima Daiichi nuclear disaster was … Continue reading

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