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巨匠・篠山紀信が「いまの福島第一原発」で目にしたもの via ゲンダイ

未曽有の後始末はこうして行われている

(略)

実は、毎日6000人が働く巨大建設現場に変貌を遂げているという現地の、約350万㎡に及ぶ広大な敷地では、東京電力をはじめゼネコンや原発メーカーが30~40年後の廃炉完了を目指し、様々な調査や工事を進めている。

その7年間の取材をまとめた一冊が、土木専門誌「日経コンストラクション」編集部がまとめた『すごい廃炉』だ。今回はその中に掲載されている篠山さんの写真と文章とを、特別に引用掲載する。

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でも、常に原発のことが心の隅にあった。写真家として震災を捉えた時、原発の問題は素通りできない。だが、津波の被災地に行くより怖かった。自分に何ができるのかと。するとまた、編集部が僕の背中を押してくれた。今度は躊躇しなかった。

帰還困難区域を通って原発に着くと、まずパスポートを見せて、全身の放射線量を量る。そして、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、靴下を2枚はいて、防護服を着て、ヘルメット、マスク、だてメガネまでして。何重もの垣根を越えないとたどり着けない。だからこそ、感無量だった。

だが、震災直後とほとんど状況は変わっていない。原子炉の中のデブリ(溶け落ちた核燃料)の調査は始まったばかりだし、まずそれを引っ張り出す方法も、出したところでどうしていいかも分からない。6年もの間、毎日6000人近い人が働き、膨大なお金と知力を使ってもだ。

全文は巨匠・篠山紀信が「いまの福島第一原発」で目にしたもの

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One Response

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  1. yukimiyamotodepaul says

    「帰還困難区域を通って原発に着くと、まずパスポートを見せて、全身の放射線量を量る。そして、靴を脱ぎ、靴下を脱ぎ、靴下を2枚はいて、防護服を着て、ヘルメット、マスク、だてメガネまでして。何重もの垣根を越えないとたどり着けない」ようなところで、毎日働いている6千人の人(延にすると何万人となるでしょう)の健康状態について知りたいです。もちろん、いまの状態で放っておけないのですが、だからこその労働であって、「スゴイ」とか、元に戻すこと(人が帰ってくること)を「尊い」とか簡単には言えないと思ってしまいます。



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